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E.5. GRUB 用語
GRUB を使用する前に理解すべき重要な事柄には、ハードディスクやパーティションといった、プログラムがデバイスを参照する際に使用される用語があります。これらの用語は複数のオペレーティングシステムからブートするように GRUB を設定する際に特に重要な情報になります。
E.5.1. デバイスの名前
GRUB にて特定のデバイスを参照する場合は、次の形式を使用してください。(括弧とコンマは構文上大変重要であることに注意してください)
(<type-of-device><bios-device-number>,<partition-number>)
<type-of-device> は GRUB が起動するデバイスのタイプを指定します。最もよく使用されるオプションは、ハードディスク用の
hd または 3.5 ディスケット用の fd になります。頻繁には使用されませんが、ネットワークデバイス用の nd というデバイスタイプも使用できます。ネットワーク経由で GRUB が起動するよう設定する方法についての説明は、オンラインの http://www.gnu.org/software/grub/manual/ にあります。
<bios-device-number> は BIOS のデバイス番号になります。プライマリ IDE ハードドライブに付けられる番号は
0 になり、セカンダリ IDE ハードドライブに付けられる番号は 1 になります。この構文は、カーネルによって使用されるデバイス番号とほぼ同じです。例えば、カーネルの hda における a は GRUB の hd0 における 0 に、さらに hdb における b は hd1 における 1 などと同等になります。
<partition-number> はデバイス上のパーティションの番号を指定します。ほとんどのパーティションタイプは <bios-device-number> と同様に
0 から始まり順番に番号が付けられていきます。ただし、BSD パーティションは文字を使って指定され、a は 0 に、b は 1 に相当します。
注記
GRUB ではデバイスに対する番号付けは
1 ではなく、必ず 0 から始まります。初心者ユーザーによく見られる誤りの原因の一つがこの番号付けをよく理解していないことです。
例えば、システムに複数のハードドライブがあるとします。GRUB は 1 番目のハードドライブを
(hd0) として参照し、2 番目のハードドライブを (hd1) として参照します。同様に、GRUB は 1 番目のハードドライブにある 1 番目のパーティションを (hd0,0) として参照し、2 番目のハードドライブにある 3 番目のパーティションを (hd1,2) として参照します。
通常では、GRUBのデバイスとパーティションに名前を付ける際に次の規則が適用されます。
- システムのハードドライブが IDE であるか、または SCSI であるかは関係なく、すべてのハードドライブは
hdで始まります。fdは 3.5 ディスケットの指定に使用されます。 - パーティションに関係なくデバイス全体を指定するには、コンマとパーティション番号を外します。これは、GRUB に特定のディスクの MBR を設定するよう指示する場合に重要です。例えば、
(hd0)は 1 番目のデバイスにある MBR を指定し、(hd3)は 4 番目のデバイス上の MBR を指定します。 - 複数のドライブデバイスが存在する場合は、BIOS に設定されているドライブの起動順序を理解しておくことが非常に重要です。システムに IDE ドライブまたは SCSI ドライブのどちらかしか存在しない場合は簡単ですが、その両方が混在している場合は、起動パーティションを持たせたドライブタイプに 1 番にアクセスさせなければなりません。

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