Red Hat Training

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18.3.5. キックスタートを使用したインストールの自動化

キックスタートを使用して、インストールを無人で実行できるようにすることができます。A キックスタート ファイルはインストールの設定を指定します。インストールシステムが起動すると、キックスタートファイルを読み込んで、ユーザーからの追加入力なしにインストールプロセスを実行できます。
System z では、このパラメーターファイルも必要になります(オプションで z/VM 下の追加設定ファイル)。このパラメーターファイルには、「インストール用ネットワークパラメーター」 で説明されている必要なネットワークオプションが含まれ、ks= オプションを使用してキックスタートファイルを指定する必要があります。通常、キックスタートファイルはネットワークにあります。パラメーターファイルには、SSH を使用してネットワーク経由でログインせずにローダーを実行するオプション cmdline および RUNKS=1 も含まれます( 「キックスタートを使ったインストールのパラメーター」を参照してください)。
キックスタートファイルの設定方法は、「キックスタートファイルの作成」 を参照してください。

18.3.5.1. キックスタートファイルのすべてのインストールプロイメント

Red Hat Enterprise Linux のインストールプロセスでは、インストール済みシステムの設定が含まれるキックスタートファイルが自動的に書き込まれます。このファイルは、常に /root/anaconda-ks.cfg として保存されます。このファイルを使用して、同じ設定でインストールを繰り返すか、コピーを変更して他のシステムの設定を指定できます。