Red Hat Training

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2.2.2. UEFI ベースのシステムの最小 USB ブートメディア

警告
この手順を実行すると、USB フラッシュドライブ上のデータは警告なしで破棄されます。正しい USB フラッシュドライブを指定していることを確認し、このフラッシュドライブに保持するデータが含まれていないことを確認します。
Red Hat Enterprise Linux の最小 USB ブートメディアを作成するには、Red Hat Enterprise Linux 6.9 インストール DVD の images/ ディレクトリーの efidisk.img ファイルを使用します。
  1. 1章Obtaining Red Hat Enterprise Linux の説明に従って、Red Hat Enterprise Linux 6.9 インストール DVD の ISO イメージファイルをダウンロードします。
  2. root に切り替えます。
    su -
  3. ISO イメージファイルのマウントポイントを作成します。
    # mkdir /mnt/dvdiso
  4. イメージファイルをマウントします。
    # mount DVD.iso /mnt/dvdiso -o loop
    ここで、DVD.iso は ISO イメージファイルの名前です(例: RHEL6.9-Server-x86_64-DVD.iso )。
  5. ISO イメージファイルから USB フラッシュドライブに efidisk.img を転送します。
    # dd if=/mnt/dvdiso/images/efidisk.img of=/dev/device_name
    以下に例を示します。
    # dd if=/mnt/dvdiso/images/efidisk.img of=/dev/sdc
    注記
    dd コマンドを使用して、イメージファイルを直接デバイスに書き込みます。cp を使用してファイルのコピー、またはファイルマネージャーを使用してファイルを転送すると、デバイスが起動できなくなります。
  6. ISO イメージファイルをアンマウントします。
    # umount /mnt/dvdiso