Red Hat Training

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9.15. カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更

4つの自動パーティション設定オプションの 1つを選択して、確認 (Review) を選択していない場合は、「パッケージグループの選択」 へ スキップします。
自動パーティション設定オプションの1つを選択し 確認 を選択している場合は、現在のパーティション設定を承認するか ( をクリックする)、パーティション設定画面で手動での修正ができます。
カスタムレイアウトを作成する選択をすると、インストールプログラムに対して Red Hat Enterprise Linux をインストールする場所を指定する必要があります。これは、Red Hat Enterprise Linux がインストールされることになる1つ、または複数のパーティション用のマウントポイントを定義することでなされます。この時点で、パーティションの作成/削除も必要になるかも知れません。

警告

使用している 64-bit x86 システムが BIOS の代わりに UEFI を使用する場合は、/boot パーティションを手動で作成する必要があります。このパーティションには ext3 ファイルシステムが必要です。パーティションの自動設定を選択する場合は、システムはブートしません。

重要

UEFI ファームウェアを使用しているシステムでは起動ドライブ (ブートローダーをインストールするディスク) に最低でも 50MB の大きさの特殊なパーティション (EFI システムパーティション) と /boot/efi というマウントポイントを作成する必要があります。
また、起動ドライブには GUID パーティションテーブル (GPT) のラベルを持たせなければなりません。既存のパーティションとマスターブートレコード (MBR) があるディスクを再利用したい場合にはディスクの再ラベル付けが必要になります。 このディスク上にあるデータは全て失われます。
グラフィカルインストーラーでディスクに GPT のラベルを付け直す場合は、 「ディスクパーティションの構成」 に戻って すべての領域を使用する など自動パーティション設定のオプションを選択します。パーティションのレイアウトをレビューまたは修正する のチェックボックスに印を付け をクリックします。次の画面で必要に応じて自動的に作成されたレイアウトの変更を行います。
MBR のラベルが付いたドライブを再利用する場合は必ず必要になる手順です。パーティション作成プロセスの開始時に カスタムレイアウトを作成する を選択するとそのディスクの再ラベル付けは行われないため先に進むことができなくなります。
まだパーティションの設定方法を決めていない場合は、付録A ディスクパーティションの概要「パーティション設定に関する推奨」 を参照してください。最低限でも、適切なサイズの root パーティションと、システムにある RAM の容量に対して適切なサイズのスワップパーティションが必要です。
anaconda は標準的なインストールのパーティション設定要求を処理できます。
x86、AMD64、および Intel 64 システムで パーティション設定

図9.40 x86、AMD64、および Intel 64 システムで パーティション設定

パーティション設定画面は2つのペインがあります。上のペインには、下のペインで選択されたハードドライブ、論理ボリューム、または RAID デバイスのグラフィカル表示が含まれます。
デバイスのグラフィカル表示の上部で、インストールプログラムで検出されたドライブの名前 (/dev/sdaLogVol00 など) 、そのサイズ (MB で) 、およびそのモデルが確認できます。
マウスを使って、 シングルクリックするとグラフィカル表示内の特定のフィールドを強調表示 します。ダブルクリックすると、既存パーティションの編集や、既存の空き領域にパーティションを 作成することができます。
下のペインには、前述のインストールプロセスで指摘されているようにインストール中に使用される予定の すべてのドライブ、論理ボリューム、および RAID デバイスの一覧が含まれています。「ストレージデバイスの割り当て」 を参照してください。
デバイスはタイプ別にグループ化されます。それぞれのデバイスタイプの横にある小さな三角マークをクリックしてそのタイプのデバイスの表示/非表示をします。
Anaconda は一覧にある各デバイスのいくつかの詳細事項を表示します。
デバイス (Device)
デバイス、論理ボリューム、またはパーティションの名前
サイズ (Size-MB)
デバイス、論理ボリューム、またはパーティションのサイズ (MBで)
マウントポイント/RAID/ボリューム (Mount Point/RAID/Volume)
マウントポイント。 パーティションがマウントされる場所 (ファイルシステム内の場所)、または RAID 名、または その一部となる論理ボリュームグループ
タイプ (Type)
パーティションのタイプ。パーティションが標準のパーティションの場合は、このフィールドはそのパーティション上のファイルシステム のタイプ (例えば、ext4) を表示します。標準パーティションでない場合は、パーティションが 物理ボリューム (LVM)か、 または ソフトウェア RAID の一部であるかを示します。
フォーマット (Format)
このコラム内のチェックマークはパーティションがインストール中にフォーマットされることを示します。
下のペインの下には4つのボタンがあります。 作成 (Create) 編集 (Edit) 削除 (Delete) 、および リセット (Reset) です。
上のペインのグラフィカル表示か、または下のペイン内の一覧をクリックすることにより、デバイスかパーティションを選択します。 それから、4つのボタンの1つをクリックして以下のアクションを操作します。
作成
新規のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を作成します。
編集
既存のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を変更します。Resize ボタンでは、パーティションは縮小できますが、拡大はできない点に注意してください。
削除
パーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を削除します。
リセット
この画面で行ったすべての変更を元に戻します。

9.15.1. ストレージの作成

ストレージの作成 (Create Storage) ダイアログの使用で、新規のストレージパーティション、論理ボリューム、および ソフトウェア RAID の作成ができます。Anaconda はシステムに既に存在している、または システムに転送される設定になっているストレージに応じて利用可能や利用不可能となる オプションを提示します。
ストレージの作成

図9.41 ストレージの作成

オプションは以下のように、パーティションの作成 (Create Partition) ソフトウェア RAID の作成 (Create Software RAID) 、 および LVM の作成 (Create LVM) の下でグループに分けられています。

パーティションの作成

パーティションの追加 (Add Partition) のダイアログの詳細については 「パーティションの追加」 を参照してください。

ソフトウェア RAID の作成

詳細情報については、「ソフトウェア RAID の作成」 を参照してください。
  • RAID パーティション (RAID Partition) — 未割り当ての領域にパーティションを作成してソフトウェア RAID デバイスの 一部を形成します。ソフトウェア RAID デバイスを形成するには、2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で 利用可能でなければなりません。
  • RAID デバイス (RAID Device) — 2つ、またはそれ以上の RAID パーティションを組み合わせてソフトウェア RAID デバイスにします。このオプションを選択すると、作成する RAID デバイスのタイプ (RAID レベル) を指定することができます。このオプションは2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。

LVM 論理ボリュームの作成

詳細情報については、「LVM 論理ボリュームの作成」 を参照してください。
  • LVM 物理ボリューム (LVM Physical Volume) — 未割り当ての領域に 物理ボリュームを作成します。
  • LVM ボリュームグループ (LVM Volume Group) — 1つまたはそれ以上の物理ボリュームから ボリュームグループ を 作成します。このオプションは少なくとも1つの物理ボリュームがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
  • LVM 論理ボリューム (LVM Logical Volume) — ボリュームグループ上に 論理ボリューム を作成します。 このオプションは少なくとも1つのボリュームグループがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。