Red Hat Training

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23.15. カスタムレイアウトの作成、またはデフォルトレイアウトの変更

4つの自動パーティション設定オプションの 1つを選択して、確認 (Review) を選択しなかった場合は、「ディスクへの変更の書き込み」 へ進んでください。
カスタムレイアウトを作成する選択をすると、インストールプログラムに対して Red Hat Enterprise Linux をインストールする場所を指定する必要があります。これは、Red Hat Enterprise Linux がインストールされることになる1つ、または複数のパーティション用のマウントポイントを定義することでなされます。
まだパーティションの設定方法を決めていない場合は、付録A ディスクパーティションの概要「パーティション設定に関する推奨」 を参照してください。最低限でも、適切なサイズの root (/) パーティション、 およびシステムにある RAM の容量に対して適切なサイズのスワップパーティションが必要です。
anaconda は標準的なインストールのパーティション設定要求を処理できます。
System z でのディスクパーティション設定

図23.38 System z でのディスクパーティション設定

このパーティション設定画面は2つのペインがあります。上のペインには、下のペインで選択された DASD か、FCP LUN か、または論理ボリュームのグラフィカル表示が含まれます。
このディスプレイの上部では ドライブ 名 (/dev/dasda など) 、Geom (ハードディスクのジオメトリを示し、ハードディスクで報告されるシリンダー、ヘッド、セクターの数を表示する3つの数字で構成される) 、およびインストールプログラムで検出されたハードドライブの モデル が確認できます。
マウスを使って、 シングルクリックするとグラフィカル表示内の特定のフィールドを強調表示 します。ダブルクリックすると、既存パーティションの編集や、既存の空き領域にパーティションを 作成することができます。
インストールプロセスの前半で指定されたとおり、下の窓枠には、インストール時に使用されるすべての DASD、FCP LUN、および論理ボリュームの一覧が含まれています。— 「ストレージデバイスの割り当て」 を参照してください。パラメーターファイル内で CMSDASD を指定した場合は、DASD 名は dasdb から始まります。dasda は CMSDASD に割り当てられているため、この名前はインストールプロセスのこの時点ではもう利用できません。
デバイスはタイプ別にグループ化されます。それぞれのデバイスタイプの横にある小さな三角マークをクリックしてそのタイプのデバイスの表示/非表示をします。
Anaconda は一覧にある各デバイスのいくつかの詳細事項を表示します。
デバイス (Device)
デバイス、論理ボリューム、またはパーティションの名前
サイズ (Size-MB)
デバイス、論理ボリューム、またはパーティションのサイズ (MBで)
マウントポイント/RAID/ボリューム (Mount Point/RAID/Volume)
マウントポイント。 パーティションがマウントされる場所 (ファイルシステム内の場所)、または RAID 名、または その一部となる論理ボリュームグループ
タイプ (Type)
パーティションのタイプ。パーティションが標準のパーティションの場合は、このフィールドはそのパーティション上のファイルシステム のタイプ (例えば、ext4) を表示します。標準パーティションでない場合は、パーティションが 物理ボリューム (LVM)か、 または ソフトウェア RAID の一部であるかを示します。
フォーマット (Format)
このコラム内のチェックマークはパーティションがインストール中にフォーマットされることを示します。
下のペインの下には4つのボタンがあります。 作成 (Create) 編集 (Edit) 削除 (Delete) 、および リセット (Reset) です。
上のペインのグラフィカル表示か、または下のペイン内の一覧をクリックすることにより、デバイスかパーティションを選択します。 それから、4つのボタンの1つをクリックして以下のアクションを操作します。
作成
新規のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を作成します。
編集
既存のパーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を変更します。Resize ボタンでは、パーティションは縮小できますが、拡大はできない点に注意してください。
削除
パーティション、論理ボリューム、またはソフトウェア RAID を削除します。
リセット
この画面で行ったすべての変更を元に戻します。
最後に /boot に関連しているデバイスに注意してください。 カーネルファイルとブートローダーセクターはこのデバイスと関連付けを持ちます。 最初の DASD または SCSI LUN が使用されますが、そのデバイス番号はインストール後の システムを 再度 IPL ブートする時に使用されます。

注記

このマニュアルの以下のサブセクションにあるスクリーンショットは、System z 上ではそのままの形では表示されないハードディスクのタイプとデバイス名前が時々表示されます。これらのスクリーンショットはインストールインターフェース自体を説明するためだけのものであり、DASD と FCP 接続の SCSI ディスクにも該当します。

23.15.1. ストレージの作成

ストレージの作成 (Create Storage) ダイアログの使用で、新規のストレージパーティション、論理ボリューム、および ソフトウェア RAID の作成ができます。Anaconda はシステムに既に存在している、または システムに転送される設定になっているストレージに応じて利用可能や利用不可能となる オプションを提示します。
ストレージの作成

図23.39 ストレージの作成

オプションは以下のように、パーティションの作成 (Create Partition) ソフトウェア RAID の作成 (Create Software RAID) 、 および LVM の作成 (Create LVM) の下でグループに分けられています。

パーティションの作成

パーティションの追加 (Add Partition) のダイアログの詳細については 「パーティションの追加」 を参照してください。

ソフトウェア RAID の作成

System z では、ストレージサブシステムは RAID を透過的に使用するため、 それを設定する必要はありません。
詳細情報は 「ソフトウェア RAID の作成」 を参照してください。
  • RAID パーティション (RAID Partition) — 未割り当ての領域にパーティションを作成してソフトウェア RAID デバイスの 一部を形成します。ソフトウェア RAID デバイスを形成するには、2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で 利用可能でなければなりません。
  • RAID デバイス (RAID Device) — 2つ、またはそれ以上の RAID パーティションを組み合わせてソフトウェア RAID デバイスにします。このオプションを選択すると、作成する RAID デバイスのタイプ (RAID レベル) を指定することができます。このオプションは2つ、またはそれ以上の RAID パーティションがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。

LVM 論理ボリュームの作成

詳細情報は、「LVM 論理ボリュームの作成」 を参照してください。
  • LVM 物理ボリューム (LVM Physical Volume) — 未割り当ての領域に 物理ボリュームを作成します。
  • LVM ボリュームグループ (LVM Volume Group) — 1つまたはそれ以上の物理ボリュームから ボリュームグループ を 作成します。このオプションは少なくとも1つの物理ボリュームがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。
  • LVM 論理ボリューム (LVM Logical Volume) — ボリュームグループ上に 論理ボリューム を作成します。 このオプションは少なくとも1つのボリュームグループがシステム上で使用できる時にのみ利用可能です。