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第35章 次のステップ
35.1. システムの更新
Red Hat では、Red Hat Enterprise Linux の各バージョンのサポート期間を通して、更新されたソフトウェアパッケージをリリースしています。更新パッケージは、新規機能の追加、信頼性の向上、バグの解決、またはセキュリティ脆弱性の排除を目的としています。ご使用のシステムのセキュリティを確保するには、定期的に更新を実行し、Red Hat がセキュリティ情報を発表をした後にはできるだけ早く更新を行ってください。
35.1.1. ドライバー更新の rpm パッケージ
インストールしているカーネルが最新のハードウェアにまだ対応していない場合、Red Hat とハードウェアの製造元でドライバーの更新を提供することがあります。インストール中にドライバーの更新をインストールすることはできますが (Intel システムおよび AMD システムの場合は 6章Intel および AMD システム上でのインストール時のドライバーの更新 を参照、 IBM Power Systems サーバーの場合は 13章IBM POWER システムでのインストール中におけるドライバー更新 を参照)、これはインストールを行なう上で必須のデバイスに対してのみ行うことを推奨しています。これ以外の場合には、まず先にインストールを完了し、本セクションの説明に従ってドライバーの更新 rpm パッケージでデバイスのサポートを追加するようにしてください。
使用中のシステムが必要としていることが明確でない限りは、ドライバー更新 rpm をインストールしないでください。対象外のシステムにドライバー更新を インストールすると、システム障害の原因になる可能性があります。
使用システムにすでにインストール済みのドライバー更新の一覧を表示するには、デスクトップ上で → → の順に進み、要求されたら、root パスワードを入力します。検索 タブをクリックして、単語
kmod- (末尾の - に注意!) を入力し、 をクリックします。

図35.1 インストール済みドライバー更新の RPM パッケージ一覧
別の方法として、以下の様にコマンドラインを使用できます。
$ rpm -qa | egrep ^kmod-
kmod の末尾の - に注意してください。 これが kmod- で始まるインストール済みのパッケージをすべて一覧表示し、これにはシステムに現在インストールされているドライバー更新のすべてが含まれているはずです。サードパーティーの更新ソフトウェアで提供されている追加のドライバーはこの出力には表示されません。その詳細についてはサードパーティー製造元に問い合わせてください。
新規のドライバー更新 rpm パッケージをインストールするには:
- Red Hat またはハードウェア製造元から指定されている場所からドライバー更新 rpm パッケージを ダウンロードします。パッケージのファイル名は
kmod(kernel module の 省略形) で始まり、以下の例のような形式になります。kmod-foo-1.05-2.el6.9.i686この例では、ドライバー更新 rpm パッケージは i686 システム上の Red Hat Enterprise Linux 6.9 用にバージョン番号 1.05-2 の foo と呼ばれるドライバー更新を提供しています。ドライバー更新 rpm パッケージは署名付きのパッケージであり、他のすべてのソフトウェアパッケージと同様にインストール時に自動的に検証されます。この手順を手動で行うには、コマンドラインで以下を入力します。$ rpm --checksig -v filename.rpm
filename.rpm はドライバー更新 rpm パッケージのファイル名です。これは Red Hat Enterprise Linux 6.9 システムにインストール済みの標準 Red Hat GPG パッケージ署名キーを使用してパッケージを検証します。別のシステム上で検証目的でこのキーを必要とする場合は、https://access.redhat.com/security/team/key/ から取得できます。 - ダウンロードしたファイルを見つけてダブルクリックします。システムは root パスワードを要求する場合があります。その後に以下のような パッケージのインストールボックスを提示します。

図35.2 パッケージインストールボックス
をクリックしてパッケージインストールを終了します。別の方法として、コマンドライン上でドライバー更新を手動でインストールできます。$ rpm -ivh kmod-foo-1.05-2.el6.9.i686
- グラフィカルインストールか、またはコマンドラインインストールのどちらを使用した場合でも、システムを再起動してシステムが新規のドライバーを使用していることを確認してください。
Red Hat Enterprise Linux の次のリリース前に Red Hat がカーネル errata 更新をした場合は、使用中のシステムはインストール済みのドライバー更新を継続して使用します。errata 更新の後にはドライバー更新を再インストールする必要はありません。一般的に、Red Hat が新しいバージョンの Red Hat Enterprise Linux をリリースする時には 以前のバージョン用のすべてのドライバー更新は新規バージョンに統合されています。ただし、特定のドライバーを含めることができなかった場合には、新しいバージョンの Red Hat Enterprise Linux をインストールする時点でもう一度そのドライバーの更新を実行する必要があります。この状況では、Red Hat、または使用ハードウェア製造元がその更新の場所について通知します。

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