Red Hat Training

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10.4.5. ログインの試行時の問題

firstboot 画面でユーザーアカウントを作成していない場合は、Ctrl+Alt+F2 を押してコンソールに切り替えてください。root としてログインし、root に割り当てたパスワードを使用します。
root パスワードを覚えていない場合は、システムを linux single として起動します。
x86 ベースのシステムを使用しており、GRUB がインストールされているブートローダーの場合は、e と入力して、GRUB ブート画面が読み込まれたときに編集します。選択したブートラベルの設定ファイルに項目の一覧が表示されます。
kernel で始まる行を選択し、e と入力してこのブートエントリーを編集します。
カーネル 行の最後に、以下を追加します。
single
Enter を押して編集モードを終了します。
ブートローダー画面が返されたら、b と入力してシステムを起動します。
シングルユーザーモードで起動して # プロンプトにアクセスできる場合は、passwd root と入力すると、root の新しいパスワードを入力できます。この時点で shutdown -r と入力し、新しい root パスワードを使用してシステムを再起動することができます。
ユーザーアカウントのパスワードを記憶できない場合は、root になる必要があります。root になるには、su - と入力し、プロンプトが表示されたら root パスワードを入力します。次に、passwd <username> と入力し ます。これにより、指定したユーザーアカウントの新しいパスワードを入力することができます。
グラフィカルログイン画面が表示されない場合は、ハードウェアで互換性の問題を確認してください。『ハードウェア互換性一覧』 については、以下を参照してください。
https://hardware.redhat.com/