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E.8.2. 設定ファイルのディレクティブ
GRUB のメニュー設定ファイルでよく使用されるディレクティブを以下に示します。
chainloader </path/to/file>— 指定されたファイルをチェーンローダーとしてロードします。</path/to/file> にはチェーンローダーへの絶対パスを入れます。このファイルが指定パーティションの最初のセクターに格納されている場合は、ブロックリスト表記の+1を使用してください。color <normal-color> <selected-color>— メニューに使用できる特定の色を指定します。指定できる色はフォアグラウンドとバックグランドの 2 色です。red/blackなどシンプルな色の名前を使用してください。以下に例を示します。color red/black green/bluedefault=<integer>— <integer> には、メニューインターフェースがタイムアウトしたらロードされるデフォルトエントリーのタイトル番号を入れます。fallback=<integer>— <integer> には、最初の試行が失敗した場合に再試行するエントリーのタイトル番号を入れます。hiddenmenu— GRUB メニューインターフェースを非表示にします。timeout期間が過ぎたらdefaultエントリーをロードします。Esc キーを押すと標準の GRUB メニューが表示されます。initrd </path/to/initrd>— 起動時、使用する初期 RAM ディスクのユーザー指定を許可します。</path/to/initrd> には初期 RAM ディスクへの絶対パスを入れます。kernel </path/to/kernel> <option-1> <option-N>— オペレーティングシステムの起動時にロードするカーネルファイルを指定します。</path/to/kernel> には root ディレクティブによって指定されるパーティションからの絶対パスを入れます。カーネルがロードされるときに複数のオプションを渡すことができます。以下のようなオプションがあります。rhgb(Red Hat グラフィカルブート) — 起動プロセス中にテキスト表示の代わりにアニメーションを表示します。quiet— Red Hat グラフィカルブートのアニメーションが始まる前、起動シーケンスの重要なメッセージ以外はすべて非表示にします。
password=<password>— パスワードを知らないユーザーはこのメニューオプションのエントリーを編集できないようにします。オプションでpassword=<password>ディレクティブの後に代替となるメニュー設定ファイルを指定することができます。代替のメニュー設定ファイルを指定すると、GRUB は第 2 ステージブートローダーを再起動して指定された代替の設定ファイルを使ってメニューを構成します。代替のメニュー設定ファイルを指定しない場合はパスワードを知っているユーザーによる現在の設定ファイルの編集が許可されます。重要
各マシンでブートローダーのパスワードを設定することが強く推奨されます。ブートローダーが保護されていないと、攻撃者はシステムの起動オプションを修正してシステムにアクセスできるようになります。ブートローダーのパスワードおよびパスワードのセキュリティ全般に関する情報は、『Red Hat Enterprise Linux セキュリティガイド』 の 『ワークステーションのセキュリティ』 の章を参照してください。map— 2つのハードディスクドライブに割り当てた数値を交換します。例えば、以下のようにします。map (hd0) (hd3) map (hd3) (hd0)
数値0を 4 番目のハードディスクに割り当て、数値3を 1 番目のハードディスクに割り当てます。このオプションは、Windows オペレーティングシステムをブートするオプションを持つシステムを設定する場合に特に役立ちます。Windows のブートローダーは 1 番目のハードディスクの Windows インストールを見つける必要があるためです。例えば、Windows インストールが4番目のハードドライブにある場合は、grub.conf内の以下のエントリーによって Windows ブートローダーが Windows を正しくロードできるようにします。title Windows map (hd0) (hd3) map (hd3) (hd0) rootnoverify (hd3,0) chainloader +1
root (<device-type><device-number>,<partition>)— GRUB の root パーティションを設定してマウントします、(hd0,0)など。EFI ブートマネージャで選択される boot ドライブを指定する場合の構文は <device-type>,<partition> になります、(bd,1)など。rootnoverify (<device-type><device-number>,<partition>)—rootコマンドと同様、 GRUB の root パーティションを設定しますがマウントはしません。timeout=<integer>—defaultコマンドで指定したエントリーをロードする前に GRUB を待機させる間隔を秒単位で指定します。splashimage=<path-to-image>— GRUB の起動時に使用されるスプラッシュスクリーンイメージの場所を指定します。title group-title— カーネルまたはオペレーティングシステムのロードに使用される特定のコマンドグループに付けられるタイトルを指定します。device grub-device-name uefi-device-name— 特定の UEFI デバイスを参照する GRUB デバイス名を割り当てます。引数 grub-device-name は(hd0)などの GRUB デバイス名で置き換えます。引数 uefi-device-name は UEFI デバイス名で置き換え、これはHD(number, start, size, signature)またはCD(index, start, size)の形式にします。ここでの number は 1 で始まるパーティション番号で、index は CD の El Torito ブートエントリーのインデックスで、start と size はパーティションの開始位置 (セクター) とサイズ (16 進数) で、signature はパーティションの一意の GUID で置き換えます。
メニュー設定ファイルに読みやすいコメントを追加するには、ハッシュマーク記号 (
#) で行を開始します。

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