6.2. インストール中にドライバーを更新するための準備

ハードウェア用のドライバー更新があり、 更新を行なう必要がある場合、 一般的には Red Hat やハードウェアの製造元など信頼できるサードパーティーより ISO 形式のイメージファイルで提供されます。 ドライバーの更新方法により、 インストールプログラムでイメージファイルを使用可能としておく必要があるタイプと、イメージファイルを使ってドライバー更新ディスクを作成する必要があるタイプがあります。
イメージファイルを直接使用する方法
  • ローカルのハードドライブ
  • USB フラッシュドライブ
イメージファイルから作成したドライバー更新ディスクを使用する方法
  • CD
  • DVD
ドライバーの更新方法を選択し、 「ドライバー更新用のイメージファイルを使用する準備」「ドライバー更新用の ISO ファイルを CD または DVD に書き込み更新用ディスクを準備」「初期 RAM ディスク更新の準備」 いずれか適したセクションを参照します。 USB ストレージデバイスは、 イメージファイルを使用する場合、 ドライバー更新ディスクを使用する場合、 いずれにも使用できます。

6.2.1. ドライバー更新用のイメージファイルを使用する準備

6.2.1.1. ローカルのストレージにあるイメージファイルを使用する準備

ハードドライブや USB フラッシュドライブなどローカルのストレージに ISO イメージファイルを配置する場合は、 まず更新を自動的にインストールするか手動で選択するかを決定する必要があります。
更新を手動で選択してインストールする場合には、 イメージファイルをストレージデバイスにコピーします。 ファイルの名前を変更した方がよい場合には変更しても構いませんが、 ファイルの拡張子は .iso のまま変更しないでください。 以下の例では、 dd.iso というファイル名にしています。
ドライバー更新イメージファイルを収納している USB フラッシュドライブの内容

図6.1 ドライバー更新イメージファイルを収納している USB フラッシュドライブの内容

この方法を使用する場合、 ストレージデバイスに含まれるのはファイルが一つだけである点に注意してください。 CD や DVD など、 数多くのファイルを含むドライバー更新ディスクとはこの点が異なります。 ISO イメージファイルには、 ドライバーディスクに通常存在するすべてのファイルが含まれます。
インストール中にドライバー更新を手動で選択する方法については、「インストーラーによるユーザーへのドライバー更新の確認」 および 「起動オプションを使用したドライバー更新ディスクの指定」 を参照してください。
更新を自動的にインストールする場合には、 ISO をコピーするのではなく、ストレージデバイスの root ディレクトリに抽出する必要があります。 ISO をコピーする方法が使用できるのは手動でインストールを選択する場合のみです。 また、 デバイスのファイルシステムラベルは OEMDRV に変更してください。
インストールプログラムにより、 抽出したドライバー更新ファイルの ISO が自動的にチェックされ、 検出した更新を読み込みます。 この動作は dlabel=on 起動オプションで制御され、 デフォルトで有効になっています。 「インストーラーによるドライバー更新ディスクの自動検出」 を参照してください。