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Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Enterprise Linux

9.12.2. インストーラーを使用したアップグレード

注記
通常、Red Hat は、ユーザーデータを別の /home パーティションに維持し、新規インストールを実行することを推奨します。パーティションの詳細および設定方法は、「ディスクパーティション設定」 を参照してください。
インストールプログラムを使用してシステムをアップグレードする場合は、Red Hat Enterprise Linux ソフトウェアと競合する Red Hat Enterprise Linux が提供するソフトウェアは上書きされます。この方法でアップグレードを開始する前に、後で参照できるようにシステムの現在のパッケージの一覧を作成します。
rpm -qa --qf '%{NAME} %{VERSION}-%{RELEASE} %{ARCH}\n' > ~/old-pkglist.txt
インストール後に、この一覧を参照して、Red Hat 以外のソースから再構築または取得する必要のあるパッケージを検出します。
次に、システム設定データのバックアップを作成します。
su -c 'tar czf /tmp/etc-`date +%F`.tar.gz /etc' 
su -c 'mv /tmp/etc-*.tar.gz /home'
アップグレードを実行する前に、重要なデータのバックアップを作成します。重要なデータには、/home ディレクトリー全体の内容や、Apache、FTP、SQL サーバーなどのサービスの内容、ソースコード管理システムが含まれている場合があります。アップグレードは破壊的ではありませんが、誤って実行する場合は、データが失われる可能性が低くなります。
警告
上記の例では、/home ディレクトリーにバックアップ資料が保存されている点に注意してください。/home ディレクトリーが別のパーティションではない場合は、以下の 例に従うべきではありません。CD、DVD ディスク、外部のハードディスクなど、別のデバイスにバックアップを保存します。
後でアップグレードプロセスを完了する方法は、「アップグレードの完了」 を参照してください。