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35.3. グラフィカルログインへの切り替え
重要
グラフィカル環境に切り替えるには、リポジトリ からの追加ソフトウェアのインストールが必要な場合があります。インターネットを通じて、Red Hat Network サブスクリプションで Red Hat Enterprise Linux のリポジトリにアクセスするか、または Red Hat Enterprise Linux インストール用 DVD をリポジトリとして使用することができます。「コマンドラインからソフトウェアリポジトリへのアクセスの有効化」を参照してください。
重要
System z でグラフィカルユーザーインターフェースを使用するには、vncserver を代わりに使用します。
テキストログインを使用してインストールした場合でグラフィカルログインに切り替えたい場合は、次の手順に従います。
- まだ root になっていない場合は、ユーザーを
root
アカウントに切り替えます。su -
プロンプトが出たら、管理者パスワードを指定します。 - まだインストールしていない場合は、X Window System とグラフィカルデスクトップ環境をインストールします。例えば、GNOME デスクトップ環境をインストールするには、次のコマンドを使用します。
yum groupinstall "X Window System" Desktop
KDE デスクトップ環境をインストールするには、次を使用します。yum groupinstall "X Window System" "KDE Desktop"
この手順では、Red Hat Enterprise Linux システムが追加のソフトウェアをダウンロードしてからインストールするので時間がかかる場合があります。オリジナルのインストールソースによってはインストールメディアの提供が要求される場合があります。 - 次のコマンドを実行して
/etc/inittab
ファイルを編集します。vi /etc/inittab
- I キーを押して
insert
モードに入ります。 initdefault
というテキストを含んだ行を探します。次に、数値を3
から5
に変更します。:wq
と入力して、Enter キーを押してファイルを保存し、vi テキストエディタを終了します。
reboot
コマンドを使用してシステムを再起動します。これでシステムが再起動し、グラフィカルログインが表示されます。
グラフィカルログインで問題に直面した場合は、10章Intel または AMD システムでのインストールに関するトラブルシューティング を参照してください。
35.3.1. コマンドラインからソフトウェアリポジトリへのアクセスの有効化
Red Hat Enterprise Linux システム上に新規のソフトウェアをインストールする通常の方法は、ソフトウェアリポジトリを使用する方法です。Red Hat Enterprise Linux のリポジトリは、使用している Red Hat Network サブスクリプションを使ってインターネットを経由するか、または Red Hat Enterprise Linux インストール用 DVD をリポジトリとして使用してアクセスできます。オンラインリポジトリでアクセスするソフトウェアの方が、インストール用 DVD で利用可能なものよりも新しくなっています。さらに、既存の有線ネットワーク接続を利用できる限り、Red Hat Enterprise Linux システムをオンラインリポジトリにアクセスするように設定する方が、インストール用 DVD をリポジトリとして使用するようシステムを設定するよりも通常は簡単です。
35.3.1.1. インターネット経由のソフトウェアリポジトリへのアクセスの有効化
インストールプロセス時に Red Hat Network サブスクリプション番号を指定した場合、使用中のシステムはすでにインターネットで Red Hat Enterprise Linux リポジトリにアクセスするように設定されています。そのため、システムがインターネットにアクセスできるかどうかの確認のみが必要になります。既存の有線ネットワークの接続が利用できる場合は、この手順は簡単です。
- まだ root になっていない場合は、ユーザーを
root
アカウントに切り替えます。su -
- システムがネットワークに接続されていることを確認します。ネットワークは、コンピューターと外部モデム/ルーターの 2 つのデバイスだけの場合など、小規模な可能性があります。
system-config-network
を実行します。ネットワーク設定ツールが開始し、アクションの選択画面が表示されます。- Enter を押します。ネットワーク設定ツールが、システム上にあるネットワークインターフェースの一覧を示す デバイスを選択 (Select A Device) 画面を表示します。最初のインターフェースはデフォルトでを選択して
eth0
になっています。 - 設定するネットワークインターフェースを選択して Enter を押します。ネットワーク設定ツールは、ネットワーク設定画面を開きます。
- この画面では、静的 IP、ゲートウェイ、および DNS サーバーを手動で設定できますが、これらのフィールドを空白にしたままでデフォルト値を許可することもできます。設定を選択したら、Enter を押します。ネットワーク設定ツールは、デバイスを選択画面に戻します。を選択して
- Enter を押します。ネットワーク設定ツールは アクションを選択 (Select Action) 画面に戻します。を選択して
- Enter を押します。ネットワーク設定ツールは今までの設定を保存して終了します。を選択して
ifup interface
を実行します。ここで、interface はネットワーク設定ツールで設定したネットワークインターフェースです。例えば、ifup eth0
を実行すると、eth0
が開始します。
ダイアルアップやワイヤレスインターネット接続の設定はさらに複雑であり、このガイドの対象外です。
35.3.1.2. ソフトウェアリポジトリとしての Red Hat Enterprise Linux インストール用 DVD の使用
Red Hat Enterprise Linux インストール用 DVD をソフトウェアリポジトリとして使用するには、物理ディスクか、または ISO イメージファイルの形式のいずれかを使用します。
- 物理的な DVD を使用している場合は、コンピューターにディスクを挿入します。
- まだ root になっていない場合は、ユーザーを
root
アカウントに切り替えます。su -
- リポジトリ用のマウントポイントを作成します。
mkdir -p /path/to/repo
ここで、/path/to/repo はリポジトリの場所です。例:/mnt/repo
- 先ほど作成したマウントポイントに DVD をマウントします。物理的ディスクを使用している場合、使用中の DVD ドライブのデバイス名を把握している必要があります。使用システムの CD/DVD ドライブのデバイス名は、コマンド
cat /proc/sys/dev/cdrom/info
を使用して判別できます。システム上の最初の CD/DVD は通常sr0
になります。デバイス名が判別した時点で、DVD をマウントします。mount -r -t iso9660 /dev/device_name /path/to/repo
例:mount -r -t iso9660 /dev/sr0 /mnt/repo
ディスクの ISO イメージファイルを使用している場合は、以下のようにイメージファイルをマウントします。mount -r -t iso9660 -o loop /path/to/image/file.iso /path/to/repo
例:mount -r -o loop /home/root/Downloads/RHEL6.10-Server-i386-DVD.iso /mnt/repo
イメージファイルを格納しているストレージデバイス自体がマウントされている場合にのみイメージファイルをマウントできることに注意してください。例えば、イメージファイルがシステムブート時に自動的にマウントされないハードディスクに格納されている場合は、そのハードドライブに格納されているイメージファイルをマウントする前にハードドライブをマウントする必要があります。ブート時に自動的にマウントされないハードドライブの名前が/dev/sdb
であり、その最初のパーティションのDownloads
というディレクトリにそのイメージファイルが格納されていると想定します。mkdir /mnt/temp
mount /dev/sdb1 /mnt/temp
mkdir /mnt/repo
mount -r -t iso9660 -o loop mount -r -o loop /mnt/temp/Downloads/RHEL6.10-Server-i386-DVD.iso /mnt/repo
ストレージデバイスがマウントされているかどうかが確実でない場合は、mount
コマンドを実行して現在のマウント一覧を取得します。ストレージデバイスのデバイス名やパーティション番号が不明な場合は、fdisk -l
を実行し、その出力から識別してください。 /etc/yum.repos.d/
ディレクトリ内の新規の repo file を作成します。ファイル名の選択は、その末尾が.repo
となっている限り重要ではありません。例えば、dvd.repo
は当然のオプションとなります。- repo ファイルの名前を選択して新規ファイルとして vi テキストエディタで開きます。例えば、以下のようになります。
vi /etc/yum.repos.d/dvd.repo
- I キーを押して
insert
モードに入ります。 - リポジトリの詳細を入力します。例えば、以下のようになります。
[dvd] baseurl=file:///mnt/repo/Server enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
リポジトリ名は、[dvd]
のように角括弧で指定されています。名前は重要ではありませんが、その意味を示すもので、理解できるものにします。baseurl
を指定する行には、先に作成しているマウントポイントまでのパスが含まれている必要があります。Red Hat Enterprise Linux サーバーインストール用 DVD 用には/Server
を付加し、Red Hat Enterprise Linux クライアントインストール用 DVD 用には/Client
を付加します。 - Esc キーを押して
insert
モードを終了します。 :wq
と入力して、Enter キーを押してファイルを保存し、vi テキストエディタを終了します。- DVD からインストールまたはアップグレードした後に、作成していた repo ファイルを削除できます。
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