Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Enterprise Linux

16.14. 既存システムのアップグレード

重要

次のセクションが使用できるのは Red Hat Enterprise Linux 6.4から Red Hat Enterprise Linux 6.5またはそれ 以降などのマイナーバージョン間での Red Hat Enterprise Linux のアップグレードに限られます。Red Hat Enterprise Linux 6 から Red Hat Enterprise Linux 7 などへのメジャーバージョン間のアップグレードには対応していません。
Red Hat Upgrade ToolPreupgrade Assistant を使用すると制限付きで Red Hat Enterprise Linux のメジャーバージョン間のインプレースアップグレードを行うことができます。詳細は 37章現在のシステムのアップグレード を参照してください。
インストールシステムは既存の Red Hat Enterprise Linux インストールのいずれも自動的に検出します。アップグレードプロセスは既存のシステムソフトウェアを新バージョンに更新しますが、ユーザーの home ディレクトリからはデータを削除しません。ハードドライブ上の現存のパーティション構造は変化しません。システム設定は、パッケージアップグレードが要求する場合にのみ変更されます。ほとんどのパッケージアップグレードはシステム設定を変更しませんが、ユーザーが後で確認できるように追加の設定ファイルをインストールします。
使用中のインストールメディアには、コンピューターのアップグレードに必要なすべてのソフトウェアパッケージが含まれていない可能性があることに注意してください。

16.14.1. アップグレードのダイアログ

使用中のシステムに Red Hat Enterprise Linux インストールが含まれる場合、ダイアログが表示され、そのインストールをアップグレードしたいかどうかを聞かれます。既存システムのアップグレードを実行するには、ドロップダウンリストから該当するインストールを選択してから をクリックします。
アップグレードのダイアログ

図16.36 アップグレードのダイアログ

注記

既存の Red Hat Enterprise Linux システムに手動でインストールしたソフトウェアは、アップグレード後に異なる動作をする可能性があります。アップグレードの後に手動でソフトウェアを再インストールするか、または再コンパイルして更新したシステム上で正常なパフォーマンスを得られることを確認する必要があります。