第17章 オフラインツールでゲスト仮想マシンのディスクにアクセスする

17.1. はじめに

Red Hat Enterprise Linux 6 には、ホスト物理マシンのディスクや他のディスクイメージへのアクセス、編集、作成などを行うことができるツールが複数同梱されています。こうしたツールでは次のような使い方ができます。
  • ホスト物理マシンのディスクにあるファイルを表示したり、これにファイルをダウンロードしたりします。
  • ホスト物理マシンのディスクでファイルを編集したり、アップロードしたりします。
  • ホスト物理マシンの設定を読み込んだり、書き込みを行ったりします。
  • Windows ホスト物理マシンの Windows Registry を読み込んだり、書き込みを行ったりします。
  • ファイル、ディレクトリー、ファイルシステム、パーティション、論理ボリュームその他を含んでいる新規のディスクイメージの準備を行います。
  • 起動に失敗したホスト物理マシン、起動設定に変更を必要とするホスト物理マシンなどのレスキューと修復を行います。
  • ホスト物理マシンのディスク使用量を監視します。
  • その企業のセキュリティー標準に準拠しているかどうかなど、ホスト物理マシンのコンプライアンスを監査します。
  • テンプレートからクローンを作成し、テンプレートの修正を行うことにより、複数のホスト物理マシンの導入を行います。
  • CD、DVD ISO、およびフロッピーディスクのイメージの読み込みを行います。

警告

実行中の仮想マシンに接続しているホスト物理マシンまたはディスクイメージに書き込みを行う場合は、これらのツールを 絶対に使用しないでください。また、こうしたディスクイメージは書き込みモードでは開かないようにしてください。これは、ゲスト仮想マシンのディスクが破損する原因となります。ツールはこれが実行されないようにしますが、万全ではありません。ゲスト仮想マシンが実行中の可能性が少しでもある場合にはツールを使用しないか、または最低でもツールの使用は 常に読み取り専用モード で行うことを強くお勧めします。