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20.16.6.2. ブロック / キャラクターデバイス

ホストの物理マシンのブロック / キャラクターデバイスは、マネジメントツールを使用してドメイン xml hostdev要素を変更することで、ゲスト仮想マシンに渡すことができます。これは、コンテナーベースの仮想化でのみ可能であることに注意してください。

図20.30 デバイス - ホスト物理マシンのデバイス割り当てブロックキャラクターデバイス


...
<hostdev mode='capabilities' type='storage'>
  <source>
    <block>/dev/sdf1</block>
  </source>
</hostdev>
...

別のアプローチは以下のとおりです。

図20.31 デバイス - ホスト物理マシンのデバイス割り当てブロックキャラクターデバイスの代替案 1


...
<hostdev mode='capabilities' type='misc'>
  <source>
    <char>/dev/input/event3</char>
  </source>
</hostdev>
...

また別のアプローチは以下のとおりです。

図20.32 デバイス - ホスト物理マシンのデバイス割り当てブロックキャラクターデバイスの代替案 2


...
<hostdev mode='capabilities' type='net'>
  <source>
    <interface>eth0</interface>
  </source>
</hostdev>
...


ドメイン XML のこのセクションのコンポーネントは以下のとおりです。

表20.14 ブロック/ キャラクターデバイス要素

パラメーター説明
hostdevこれは、ホスト物理マシンデバイスを説明する主要なコンテナーです。ブロックデバイス/キャラクターデバイスの場合、パススルー mode は常に capabilities になります。ブロックデバイスの場合は typeblock に、キャラクターデバイスの場合は char になります。
sourceこれは、ホストの物理マシンから見たデバイスを説明します。ブロックデバイスの場合は、ホスト物理マシンの OS のブロックデバイスへのパスが、ネストされた block 要素で提供され、キャラクターデバイスの場合は char 要素が使用されます。