Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Enterprise Linux

20.16.10. 入力デバイス

入力デバイスを使用すると、ゲスト仮想マシンの仮想マシンのグラフィカルフレームバッファーとの相互作用が可能になります。フレームバッファーを有効にすると、入力デバイスが自動的に提供されます。デバイスを明示的に追加することもできます。たとえば、絶対的なカーソルの動きにグラフィックタブレットを使用することもできます。
入力デバイスの設定を指定するには、管理ツールを使用して、ドメイン XML に以下の変更を行います。

図20.54 入力デバイス


  ...
  <devices>
    <input type='mouse' bus='usb'/>
  </devices>
  ...
<input> 要素には 1 つの必須属性があります。type は次のように設定できます: mouse または tablet。後者は絶対的なカーソル移動を提供し、前者は相対的な移動を使用します。オプションの bus 属性を使用すると、デバイスタイプを詳細に指定できます。また、xen (準仮想化)、ps2、および usb に設定できます。
インプット要素にはオプションのサブ要素<address>があります。これは、上記で説明されているように、デバイスを特定の PCI スロットに関連付けることができます。