15.8.7. ゲスト仮想マシンの保存

virsh コマンドを使用して、ゲスト仮想マシンの現在の状態をファイルに保存します。
# virsh save {domain-name|domain-id|domain-uuid} state-file --bypass-cache --xml --running --paused --verbose
これにより、指定したゲスト仮想マシンが停止し、データがファイルに保存されます。これにはゲスト仮想マシンで使用しているメモリーの容量に応じて少々の時間がかかります。ゲスト仮想マシンの状態を復元するには、restore オプションを使用します (「ゲスト仮想マシンの復元」)。保存は一時停止に似ていますが、ゲスト仮想マシンを一時停止にするだけでなく、ゲスト仮想マシンの現在の状態を保存します。
virsh save コマンドは、以下のオプションを取ります。
  • --bypass-cache - 復元により、ファイルシステムのキャッシュが回避されますが、このフラグを使用すると、復元操作が遅くなることに注意してください。
  • --xml - このオプションは、XML ファイル名と共に使用する必要があります。このオプションは通常省略されますが、復元されるゲスト仮想マシンに代替 XML ファイルを指定するために使用できます。この際、変更はドメイン XML のホスト固有の部分にのみ加えられます。たとえば、これはゲストの保存後に取られるディスクのスナップショットによって生じる、基礎となるストレージのファイル名の違いを説明するために使用できます。
  • --running - ドメインを実行状態で起動するために保存イメージに記録された状態をオーバーライドします。
  • --paused- ドメインを一時停止の状態で起動するために、保存イメージに記録された状態をオーバーライドします。
  • --verbose - 保存の進捗を表示します。
ゲスト仮想マシンを XML ファイルから直接復元する必要がある場合、virsh restore コマンドがこれを行います。domjobinfo でプロセスを監視したり、domjobabort でプロセスをキャンセルしたりすることができます。