5.2. ライブマイグレーションと Red Hat Enterprise Linux バージョンの互換性

サポートされているライブマイグレーションは、以下の 表5.1「ライブマイグレーションの互換性」 に示されています。

表5.1 ライブマイグレーションの互換性

移行の方法リリースタイプライブマイグレーションサポートの有無注記
上位メジャーリリース5.x → 6.yサポートなし
上位マイナーリリース5.x → 5.y (y>x, x>=4)完全サポート問題がある場合はご報告ください
上位マイナーリリース6.x → 6.y (y>x, x>=0)完全サポート問題がある場合はご報告ください
下位メジャーリリース6.x → 5.yサポートなし 
下位マイナーリリース5.x → 5.y (x>y,y>=4)サポートあり既知の問題については 移行に関するトラブルシューティングを参照してください
下位マイナーリリース6.x → 6.y (x>y, y>=0)サポートあり既知の問題については 移行に関するトラブルシューティングを参照してください

移行に関するトラブルシューティング

  • SPICE に関する問題 — 6.0 → 6.1 の移行を行う場合、SPICE に互換性のない変更点があることが判明しました。この場合、クライアントを切断してから接続し直すとオーディオとビデオの機能が一時的に失われます。これは一時的であり、すべてのサービスは再開されます。
  • USB に関する問題 — Red Hat Enterprise Linux 6.2 では、移行サポートを含む USB 機能を追加していますが、USB デバイスをリセットすると、そのデバイスで実行されていたすべてのアプリケーションは中断されてしまいました。この問題は Red Hat Enterprise Linux 6.4 で解決されており、今後のバージョンでは発生しないはずです。6.4 より前のバージョンでこの問題が生じることを防ぐには、USB デバイスを使用中に移行を行なわないようにしてください。
  • 移行プロトコルに関する問題 — 下位移行で「unknown section error」が出される場合、このエラーは一時的なエラーの可能性があるため移行プロセスを繰り返してみてください。これにより、問題が修復される可能性があります。解決できなかった場合には問題の報告してください。
ネットワークストレージの設定

共有ストレージを設定してその共有ストレージにゲスト仮想マシンをインストールします。

または、「共有ストレージの例: NFS を使用した単純な移行」にある NFS の例を使用します。