10.2. USB デバイス

このセクションでは、USB デバイスの処理に必要なコマンドを扱います。

10.2.1. ゲスト仮想マシンへの USB デバイスの割り当て

web カメラ、カードリーダー、キーボード、マウスなどのほとんどのデバイスは、USB ポートとケーブルを使ってコンピューターに接続されます。これらのデバイスをゲスト仮想マシンに渡す方法として 2 つの方法があります。
  • USB パススルーの使用 - これには、ゲスト仮想マシンをホストしているホスト物理マシンに、デバイスを物理的に接続している必要があります。この場合、SPICE は必要ではありません。ホスト上の USB デバイスは、コマンドラインまたは virt-manager を使用してゲストに渡すことができます。virt manager の指示については、「USB デバイスをゲスト仮想マシンに割り当てる」 を参照してください。

    注記

    virt-manager は、ホットプラグまたはホットアンプラグデバイスで使用することはできません。USB デバイスのホットプラグまたはホットアンプラグが必要な場合は、手順15.1「ゲスト仮想マシンが使用する USB デバイスのホットプラグ」 を参照してください。
  • USB リダイレクトの使用 - USB リダイレクトは、ホスト物理マシンがデータセンターで実行されている場合に最適に使用されます。ユーザーは、ローカルマシンまたはシンクライアントからゲスト仮想マシンに接続します。このローカルマシンには、1 つの SPICE クライアントがあります。ユーザーは、任意の USB デバイスをシンクライアントに割り当てることができ、SPICE クライアントはデータセンターのホスト物理マシンにこのデバイスをリダイレクトするので、これをシンクライアント上で実行されているゲスト仮想マシンで使用することができます。virt-manager を使用した USB リダイレクトについての説明は、「USB デバイスをゲスト仮想マシンに割り当てる」を参照してください。USB リダイレクトは、TCP プロトコルを使用して実行することができないことに注意してください (BZ#1085318 を参照してください)。