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17.7.2. virt-df を実行する
ディスクイメージ内にあるすべてのファイルシステムの使用量を表示する場合は、以下を入力します。
# virt-df /dev/vg_guests/RHEL6 Filesystem 1K-blocks Used Available Use% RHEL6:/dev/sda1 101086 10233 85634 11% RHEL6:/dev/VolGroup00/LogVol00 7127864 2272744 4493036 32%
(
/dev/vg_guests/RHEL6
は Red Hat Enterprise Linux 6 ゲスト仮想マシンのディスクイメージになります。上記の例では、パスはこのディスクイメージがあるホスト物理マシンの論理ボリュームになります。)
virt-df
を単体で使用して全ゲスト仮想マシンの情報を一覧表示させることもできます (つまり libvirt が認識できる全ゲスト仮想マシン)。virt-df
コマンドは、-h
(読みやすい形式) や -i
(ブロックの代わりに inode を表示) などのような標準 df
と同じオプションのいくつかを認識します。
virt-df
は Windows ゲスト仮想マシンでも動作します。
# virt-df -h Filesystem Size Used Available Use% F14x64:/dev/sda1 484.2M 66.3M 392.9M 14% F14x64:/dev/vg_f14x64/lv_root 7.4G 3.0G 4.4G 41% RHEL6brewx64:/dev/sda1 484.2M 52.6M 406.6M 11% RHEL6brewx64:/dev/vg_rhel6brewx64/lv_root 13.3G 3.4G 9.2G 26% Win7x32:/dev/sda1 100.0M 24.1M 75.9M 25% Win7x32:/dev/sda2 19.9G 7.4G 12.5G 38%
注記
virt-df
が必要とするのは読み取り専用のアクセス権のみですので、ライブのゲスト仮想マシン上でこれを安全に使用することができます。ただし、上記の数値は、ゲスト仮想マシン内で df
コマンドを実行した場合の数値とは全く同一になると期待することはできません。ディスク上にあるものは、ライブゲスト仮想マシンの状態との同期に若干のずれがあります。しかし、分析や監視を行なう上で問題となるほどの違いではないでしょう。
virt-df は、統計値をモニタリングツールやデータベースなどに統合する目的で設計されています。これにより、システム管理者はディスク使用量の傾向に関するレポートを生成し、ゲスト仮想マシンがディスク領域を使いきってしまいそうな場合には警報を発することができるようになります。これには、
--csv
オプションを使ってマシンが読み取り可能なコンマで区切った値 (CSV - Comma-Separated-Values) の出力を生成する必要があります。CSV 出力はほとんどのデータベース、表計算ソフトウェア、その他各種ツール、およびプログラミング言語などで認識することができます。生の CSV を以下に示します。
# virt-df --csv WindowsGuest Virtual Machine,Filesystem,1K-blocks,Used,Available,Use% Win7x32,/dev/sda1,102396,24712,77684,24.1% Win7x32,/dev/sda2,20866940,7786652,13080288,37.3%
傾向についての情報を生成したり、警報を発するための出力の処理方法などについての詳細は次の URL をご覧ください ( http://virt-tools.org/learning/advanced-virt-df/)。
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