13.4. LVM ベースのストレージプール
注記
注記
警告
13.4.1. virt-manager を使用した LVM ベースのストレージプールの作成
オプション: LVM ボリューム用に新規のパーティションを作成します
以下のステップでは、新しいハードディスクドライブ上に新規のパーティション、および LVM ボリュームグループを作成する方法を説明します。警告
以下の手順を実行すると、選択したストレージデバイスからすべてのデータが削除されます。新規パーティションを作成します
fdisk
コマンドを使用して、コマンドラインから新しいディスクパーティションを作成します。以下の例では、ストレージデバイス/dev/sdb
上のディスク全体を使用する新しいパーティションを作成しています。# fdisk /dev/sdb Command (m for help):
n
を入力して、新規のパーティションを作成します。p
を入力してプライマリーパーティションを選択します。Command action e extended p primary partition (1-4)
- 選択可能なパーティション番号を選択します。この例では、
1
が入力され、1 番目のパーティションが選択されています。Partition number (1-4):
1
Enter
を押して、デフォルトの 1 番目のシリンダーを入力します。First cylinder (1-400, default 1):
- パーティションのサイズを選択します。この例では、
Enter
を押すことで、ディスク全域が割り当てられます。Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (2-400, default 400):
t
を入力してパーティションのタイプを設定します。Command (m for help):
t
- 前のステップで作成したパーティションを選択します。この例では、パーティション番号は
1
です。Partition number (1-4):
1
- Linux LVM パーティションの
8e
を入力します。Hex code (type L to list codes):
8e
- 変更をディスクに書き込んで終了します。
Command (m for help):
w
Command (m for help):q
新規の LVM ボリュームガイドを作成します
vgcreate
コマンドで新しい LVMボリュームグループを作成します。この例では、guest_images_lvm という名前のボリュームグループを作成しています。# vgcreate guest_images_lvm /dev/sdb1 Physical volume "/dev/vdb1" successfully created Volume group "guest_images_lvm" successfully created
これで新規の LVM ボリュームグループ guest_images_lvm が LVM ベースのストレージプールに使用できるようになりました。ストレージプールの設定を開きます
virt-manager
グラフィカルインターフェースで、メインウィンドウからホストを選択します。編集 メニューを開いて、接続の詳細 を選択します。図13.12 接続の詳細
- ストレージ タブをクリックします。
図13.13 ストレージタブ
新しいストレージプールを作成します
ウィザードを開始します
+ ボタン (プールの追加ボタン) を押します。新規ストレージプールの追加 ウィザードが表示されます。ストレージプール用にを選択します。この例では、guest_images_lvm を使用しています。 をlogical: LVM ボリュームグループ
に変更します。図13.14 LVM ストレージプールの追加
新規プールを追加します (パート 2)
次に、フィールドと フィールドに入力してから、 のチェックボックスにチェックマークを付けます。- いずれか を選択します。デフォルト形式は、フィールドを使用して、既存の LVM ボリュームグループか、または新規ボリュームグループの名前の
/dev/
storage_pool_name になります。この例では、/dev/guest_images_lvm という名前の新しいボリュームグループを使用しています。 - 既存の LVM ボリュームグループがで使用されている場合は、
ソースパス
フィールドはオプションになります。新規の LVM ボリュームグループの場合には、ストレージデバイスの場所をソースパス
フィールドに入力します。この例では、空のパーティション /dev/sdc を使用しています。 virt-manager
に新規の LVM ボリュームグループを作成するよう指示します。既存のボリュームグループを使用する場合は、 のチェックボックスは選択しないでください。この例では、空のパーティションを使用して新規のボリュームグループを作成しているため、のチェックボックスを選択しておく必要があります。
図13.15 ターゲットとソースの追加
詳細を確認してボタンを押すと、LVM ボリュームグループがフォーマットされ、ストレージプールが作成されます。フォーマットするデバイスを確認します
警告メッセージが表示されます。図13.16 警告メッセージ
はい ボタンを押すと、ストレージデバイス上のすべてのデータが消去され、ストレージプールが作成されます。
新規のストレージプールを確認します
数秒後に新しいストレージプールが左側の一覧に表示されます。詳細が予想通りであることを確認します。この例では、465.76 GB Free です。また、フィールドで新規ストレージプールが Active と報告されていることを確認します。通常は、のチェックボックスにチェックマークを付けて有効にし、libvirtd でストレージプールが自動的に起動されるようにしておくと便利です。図13.17 LVM ストレージプールの詳細確認
これで作業は完了です。ホストの詳細ダイアログを閉じます。
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