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20.16.9.15. VLAN タグの設定 (サポートされているネットワークタイプのみ)
VLAN タグ設定を指定するには、管理ツールを使用して、ドメイン XML に以下の変更を行います。
図20.52 VLAN タグの設定 (サポートされているネットワークタイプのみ)
... <devices> <interface type='bridge'> <vlan> <tag id='42'/> </vlan> <source bridge='ovsbr0'/> <virtualport type='openvswitch'> <parameters interfaceid='09b11c53-8b5c-4eeb-8f00-d84eaa0aaa4f'/> </virtualport> </interface> <devices> ...
ゲスト仮想マシンが使用するネットワーク接続がゲスト仮想マシンに対して透過的な vlan タグ付けをサポートしている場合 (およびその場合のみ)、オプションの
vlan
要素でゲスト仮想マシンのネットワークトラフィックに適用する 1 つ以上の vlan タグを指定できます (openvswitch および type='hostdev'
SR-IOV インターフェイスは、ゲスト仮想マシントラフィックの透過的な VLAN タグ付けをサポートします。標準の Linux ブリッジや libvirt 独自の仮想ネットワークを含む他のすべては、これをサポートしません。802.1 Qbh (vn-link) スイッチおよび 802.1Qbg (VEPA) スイッチは、(libvirt の外部で) ゲスト仮想マシンのトラフィックを特定の vlan にタグ付けする独自の方法を提供します。 複数のタグを指定できるようにするには (vlan トランクの場合)、tag
サブ要素で使用する vlan タグを指定します (tag id='42'/
など)。インターフェイスに複数の vlan
要素が定義されている場合は、指定されたすべてのタグを使用して VLAN トランクを実行することが想定されます。単一のタグを使用した vlan トランキングが必要な場合は、オプションの属性 trunk='yes'
をトップレベルの vlan 要素に追加できます。