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21.16.2. ファイルシステム

ゲスト仮想マシンから直接アクセスできるホスト物理マシンのファイルシステムディレクトリーにあります。

 ...
  <devices>
    <filesystem type='template'>
      <source name='my-vm-template'/>
      <target dir='/'/>
    </filesystem>
    <filesystem type='mount' accessmode='passthrough'>
      <driver type='path' wrpolicy='immediate'/>
      <source dir='/export/to/guest'/>
      <target dir='/import/from/host'/>
      <readonly/>
    </filesystem>
    ...
  </devices>
  ...

図21.24 デバイス - ファイルシステム

filesystem 属性には、以下の値を使用できます。
  • type='mount' - ゲスト仮想マシンにマウントするホスト物理マシンのディレクトリーを指定します。いずれの値も指定されていない場合は、これがデフォルトタイプになります。このモードには、属性の type='path' または type='handle' を持つオプションのサブ要素 driver があります。ドライバーブロックには、ホスト物理マシンのページキャッシュをさらに制御するオプション属性の wrpolicy があり、この属性を省略すると、デフォルト設定に戻ります。一方、この値を指定すると、ゲスト仮想マシンのファイル書き込み操作時に接触されるすべてのページに対して、ホスト物理マシンの書き戻しが即時にトリガーされます。
  • type='template' - OpenVZ ファイルシステムテンプレートを指定し、OpenVZ ドライバーによってのみ使用されます。
  • type='file' - ホスト物理マシンファイルがイメージとして処理され、ゲスト仮想マシンにマウントされることを指定します。このファイルシステム形式は自動検出され、LXC ドライバーによってのみ使用されます。
  • type='block' - ゲスト仮想マシンでマウントされるホスト物理マシンのブロックデバイスを指定します。ファイルシステム形式は自動検出され、LXC ドライバーによってのみ使用されます。
  • type='ram' - ホスト物理マシン OS からのメモリーを使用する、インメモリーファイルシステムが使用されることを指定します。source 要素には、キビバイト単位でメモリー使用制限を設ける単一属性の usage があり、LXC ドライバーによってのみ使用されます。
  • type='bind' - ゲスト仮想マシン内の別のディレクトリーにバインドされるゲスト仮想マシン内のディレクトリーを指定します。この要素は、LXC ドライバーによってのみ使用されます。
  • accessmode は、ソースのアクセス用にセキュリティーモードを指定します。現在、これは、QEMU/KVM ドライバーに対して type='mount' と指定する場合にのみ機能します。使用できる値は以下の通りです。
    • passthrough - ゲスト仮想マシン内から設定されるユーザーのアクセス権でソースがアクセスされることを指定します。これは、いずれも指定されていない場合にデフォルトの accessmode になります。
    • mapped - ソースがハイパーバイザーのアクセス権でアクセスされることを指定します。
    • squash - 'passthrough' に似ていますが、例外は、chown のような権限による操作の失敗が無視されることです。これにより、ハイパーバイザーを root 以外で実行するユーザーにとって、passthrough のようなモードを使いやすいものとします。
  • <source> - ゲスト仮想マシンでアクセスされるホスト物理マシン上のリソースを指定します。name 属性は、<type='template'> と共に使用され、dir 属性は <type='mount'> と共に使用される必要があります。usage 属性は、メモリーを KB 単位で設定するために <type='ram'> と共に使用する必要があります。
  • target - ゲスト仮想マシン内のどこでソースドライバーがアクセスできるかを決定します。大半のドライバーの場合、これは自動的なマウントポイントになりますが、QEMU-KVM の場合、これは、マウントする場所のヒントとしてゲスト仮想マシンにエクスポートされる任意の文字列タグでしかありません。
  • readonly - ゲスト仮想マシンの読み取り専用マウントとしてファイルシステムのエクスポートを有効にします。デフォルトでは、read-write アクセスが指定されます。
  • space_hard_limit - このゲスト仮想マシンのファイルシステムに利用可能な最大領域を指定します。
  • space_soft_limit - このゲスト仮想マシンのファイルシステムで利用できる最大領域を指定します。コンテナーは、猶予期間についてのソフト制限を超えることが許可されます。その後にハード制限が施行されます。