21.18. ウォッチドッグデバイス

仮想ハードウェアウォッチドッグデバイスは、<watchdog> 要素でゲスト仮想マシンに追加できます。ウォッチドッグデバイスは、ゲスト仮想マシン内に追加のドライバーおよび管理デーモンを必要とします。libvirt 設定でウォッチドッグを有効にするだけでは、いずれの機能も実行されません。現在、ウッチドッグが実行された場合の通知サポートはありません。

  ...
  <devices>
    <watchdog model='i6300esb'/>
  </devices>
  ...

  ...
  <devices>
    <watchdog model='i6300esb' action='poweroff'/>
  </devices>
</domain>

図21.66 ウォッチドッグデバイス

以下の属性がこの XML で宣言されます。
  • model - 必須の model 属性は、エミュレートする実際のウォッチドッグを指定します。有効な値は、基礎となるハイパーバイザーに固有です。
  • model 属性は以下の値を取ることができます。
    • i6300esb — 推奨されるデバイスです。PCI Intel 6300ESB をエミュレートします。
    • ib700 — ISA iBase IB700 をエミュレートします。
  • action - オプションの action 属性は、ウォッチドッグの有効期限が切れると取られるアクションについて記述します。有効な値は基礎となるハイパーバイザーに固有です。action 属性には、以下の値を使用することができます。
    • reset — デフォルト設定です。ゲスト仮想マシンを強制的にリセットします。
    • shutdown — ゲスト仮想マシンを正常にシャットダウンします (推奨されません)
    • poweroff — ゲスト仮想マシンの電源を強制的にオフにします。
    • pause — ゲスト仮想マシンを一時停止します。
    • none — 何も実行しません。
    • dump — ゲスト仮想マシンを自動的にダンプします。
'shutdown' アクションでは、ゲスト仮想マシンが ACPI シグナルに反応できることが必要になります。ウォッチドッグの有効期限が切れた状態では、ゲスト仮想マシンは通常 ACPI シグナルに反応することができません。そのため、'shutdown' の使用は推奨されません。さらに、ダンプファイルを保存するディレクトリーは、ファイル /etc/libvirt/qemu.conf の auto_dump_path で設定できます。