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17.8.2. ディスクイメージの拡張
このセクションでは、ディスクイメージの簡単な拡張方法について説明します。
- サイズ変更するディスクイメージの場所を確認します。libvirt ゲスト仮想マシンなら
virsh dumpxml GuestName
コマンドを使用できます。 - ゲスト仮想マシンをどのように拡張するか決定します。以下の出力にあるように、ゲスト仮想マシンのディスクで
virt-df -h
とvirt-list-partitions -lh
を実行します。# virt-df -h /dev/vg_guests/RHEL6 Filesystem Size Used Available Use% RHEL6:/dev/sda1 98.7M 10.0M 83.6M 11% RHEL6:/dev/VolGroup00/LogVol00 6.8G 2.2G 4.3G 32% # virt-list-partitions -lh /dev/vg_guests/RHEL6 /dev/sda1 ext3 101.9M /dev/sda2 pv 7.9G
ここでは、以下を実行する方法を示します。
- 1 番目の (boot) パーティションを約 100MB から 500MB に拡大します。
- ディスクの合計サイズを 8GB から 16GB に拡大します。
- 2 番目のパーティションを拡大して残りの領域すべてを埋めます。
/dev/VolGroup00/LogVol00
を拡大して 2 番目のパーティションの新領域を埋めます。
- ゲスト仮想マシンがシャットダウンしていることを確認します。
- バックアップとしてのオリジナルディスクの名前を変更します。名前の変更方法については、オリジナルディスクのホスト物理マシンのストレージ環境によって異なります。ファイルとして格納されている場合は
mv
コマンドを使用します。論理ボリュームの場合は (例で示すように)lvrename
を使用します。# lvrename /dev/vg_guests/RHEL6 /dev/vg_guests/RHEL6.backup
- 新規ディスクを作成します。この例では、合計ディスクサイズを 16GB に拡大することが要件になっています。ここでは論理ボリュームを使用しているので、以下のコマンドが使用されます。
# lvcreate -L 16G -n RHEL6 /dev/vg_guests Logical volume "RHEL6" created
- 上記の要件をコマンドで表すと以下のようになります。
# virt-resize \ /dev/vg_guests/RHEL6.backup /dev/vg_guests/RHEL6 \ --resize /dev/sda1=500M \ --expand /dev/sda2 \ --LV-expand /dev/VolGroup00/LogVol00
1 番目と 2 番目の引数は入力ディスクと出力ディスクになります。--resize /dev/sda1=500M
は 1 番目のパーティションを 500MB にサイズ変更します。--expand /dev/sda2
は 2 番目のパーティションを拡大し、残りの領域すべてを埋めます。--LV-expand /dev/VolGroup00/LogVol00
はゲスト仮想マシンの論理ボリュームを拡張し、2 番目のパーティションの追加領域を埋めます。virt-resize
では、その出力で何が行われているかを表示します。Summary of changes: /dev/sda1: partition will be resized from 101.9M to 500.0M /dev/sda1: content will be expanded using the 'resize2fs' method /dev/sda2: partition will be resized from 7.9G to 15.5G /dev/sda2: content will be expanded using the 'pvresize' method /dev/VolGroup00/LogVol00: LV will be expanded to maximum size /dev/VolGroup00/LogVol00: content will be expanded using the 'resize2fs' method Copying /dev/sda1 ... [#####################################################] Copying /dev/sda2 ... [#####################################################] Expanding /dev/sda1 using the 'resize2fs' method Expanding /dev/sda2 using the 'pvresize' method Expanding /dev/VolGroup00/LogVol00 using the 'resize2fs' method
- 仮想マシンを起動してみます。正しく起動したら (全体を十分に確認した後)、バックアップのディスクを削除します。起動に失敗してしまう場合は、仮想マシンをシャットダウンして新しいディスクを削除し、バックアップのディスク名を元の名前に戻します。
- 変更後のサイズを表示するには、
virt-df
またはvirt-list-partitions
のいずれかまたは両方を使用します。# virt-df -h /dev/vg_pin/RHEL6 Filesystem Size Used Available Use% RHEL6:/dev/sda1 484.4M 10.8M 448.6M 3% RHEL6:/dev/VolGroup00/LogVol00 14.3G 2.2G 11.4G 16%
ゲスト仮想マシンのサイズ変更機能は精密とは言えないため、
virt-resize
が失敗する場合は virt-resize(1) の man ページにある数多くのヒントを参考にしてください。旧バージョンの Red Hat Enterprise Linux ゲスト仮想マシンなどの場合には、GRUB に関するヒントにとくに注目する必要があるかもしれません。
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