11.2.4. libvirt による QEMU ゲストエージェントの使用

QEMU ゲストエージェントをインストールすると、他のさまざまな libvirt コマンドをより強力にすることができます。ゲストエージェントは以下の virsh コマンドを強化します。
  • virsh shutdown --mode=agent - このシャットダウン方法は virsh shutdown --mode=acpi よりも信頼性があります。QEMU ゲストエージェントで使用される virsh shutdown は協力的なゲストをクリーンな状態でシャットダウンできるように保証されているためです。エージェントがない場合、libvirt は ACPI シャットダウンイベントの挿入に依存しなければなりませんが、一部のゲストはそのイベントを無視するため、シャットダウンされません。
    virsh reboot の場合と同じ構文で使用できます。
  • virsh snapshot-create --quiesce - スナップショットが作成される前に、ゲストがその I/O を安定した状態にフラッシュできるようにします。これにより、fsck を実行したり、データベーストランザクションを部分的に失うことなくスナップショットを使用することが可能になります。ゲストエージェントは、ゲストの協力を提供することで、ディスクコンテンツの高レベルの安定性を実現します。
  • virsh setvcpus --guest - ゲストに対して、CPU をオフラインにするように指示します。
  • virsh dompmsuspend - ゲストのオペレーティングシステムの電力管理機能を使用して稼働中のゲストを正常に一時停止します。