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Red Hat Training

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16.4.5. Augeas スクリプトと libguestfs スクリプト

libguestfs と Augeas を組み合わせると、Linux ゲスト仮想マシンの設定を操作するスクリプトを作成する場合に役立ちます。たとえば、次のスクリプトは、Augeas を使用してゲスト仮想マシンのキーボード設定を解析し、レイアウトを出力します。この例は、Red Hat Enterprise Linux を実行しているゲスト仮想マシンでのみ機能することに注意してください。
#!/bin/bash -
 set -e
 guestname="$1"

 guestfish -d "$1" -i --ro <<'EOF'
   aug-init / 0
   aug-get /files/etc/sysconfig/keyboard/LAYOUT
 EOF
Augeas は、設定ファイルの変更にも使用できます。上記のスクリプトを修正して、キーボードレイアウトを変更できます。
#!/bin/bash -
 set -e
 guestname="$1"

 guestfish -d "$1" -i <<'EOF'
   aug-init / 0
   aug-set /files/etc/sysconfig/keyboard/LAYOUT '"gb"'
   aug-save
 EOF
2 つのスクリプト間で、以下の 3 つの変更が行われたことに注意してください。
  1. 2 番目の例では --ro オプションが削除され、ゲスト仮想マシンに書き込む機能が利用できるようになりました。
  2. aug-get コマンドが、フェッチではなく値を変更するように aug-set に変更されました。新しい値は"gb" (引用符を含む) になります。
  3. ここでは aug-save コマンドを使用しているため、Augeas は変更をディスクに書き込みます。
注記
Augeas の詳細は、Web サイト http://augeas.net を参照してください。
guestfish には、本書で説明する以上の機能があります。たとえば、最初からディスクイメージを作成する場合は、次のコマンドを実行します。
guestfish -N fs
または、ディスクイメージからディレクトリー全体をコピーする場合は、次のコマンドを実行します。
><fs> copy-out /home /tmp/home
詳細は、man ページの guestfish(1) を参照してください。