8.2. pNFS

Parallel NFS (pNFS) のサポートは、NFS v4.1 標準の一部として Red Hat Enterprise Linux 6.4 で提供されました。pNFS アーキテクチャーは NFS の拡張性を向上させるため、パフォーマンスが強化される場合もあります。つまり、サーバーが pNFS も実装した場合、クライアントは同時に複数サーバーを介してデータにアクセスできるようになります。3 つのストレージプロトコルまたはレイアウト (ファイル、オブジェクト、ブロック) に対応します。

注記

このプロトコルは、ファイル、オブジェクト、ブロックの 3 つの pNFS レイアウトタイプに対応します。ただし、Red Hat Enterprise Linux 6.4 クライアントが対応しているレイアウトタイプはファイルだけで、オブジェクトとブロックはテクノロジープレビューになります。

pNFS Flex ファイル

Flexible Files (フレキシブルファイル) は、pNFS の新しいレイアウトです。これは、スタンドアローンの NFSv3 と NFSv4 サーバーのスケールアウト名前空間への集約が可能になります。Flex Files 機能は、RFC 7862 仕様で説明しているように NFSv4.2 規格の一部です。
Red Hat Enterprise Linux は Red Hat Enterprise Linux 7.4 以来、Flex Files サーバーから NFS 共有をマウントできます。

pNFS 共有のマウント

  • pNFS 機能を有効化するには、NFS バージョン 4.1 またはそれ以降の pNFS を有効化したサーバーから shares (共有) をマウントします。
    # mount -t nfs -o v4.1 server:/remote-export /local-directory
    サーバーで pNFS を有効にすると、最初のマウント時に nfs_layout_nfsv41_files カーネルが自動的に読み込まれます。出力のマウントエントリーには minorversion=1 が含まれているはずです。以下のコマンドを使用して、モジュールが読み込まれたことを確認します。
    $ lsmod | grep nfs_layout_nfsv41_files
  • Flex Files に対応したサーバーから Flex Files 機能を持つ NFS 共有をマウントするには、
    # mount -t nfs -o v4.2 server:/remote-export /local-directory
    nfs_layout_flexfiles モジュールがロードされているかどうかを検証します。
    $ lsmod | grep nfs_layout_flexfiles

関連資料

pNFS の詳細情報は、http://www.pnfs.com を参照してください。