12.2. パーティションの作成

警告

使用中のデバイスに、パーティションを作成しないようにしてください。

手順12.1 パーティションの作成

  1. パーティションを作成する前に、レスキューモードで起動します (または、デバイス上のパーティションをアンマウントして、デバイス上の swap 領域をすべてオフにします)。
  2. partedを開始します。ここで、/dev/sda は、パーティションの作成先となるデバイスです。
    # parted /dev/sda
  3. 現在のパーティションテーブルを表示し、十分な空き領域があるかどうか確認します。
    # print
空き領域が十分でない場合は、現在のパーティションのサイズを変更できます。詳細については 「fdisk を使用したパーティションのサイズ変更」 を参照してください。

12.2.1. パーティションの作成

パーティションテーブルから、新しいパーティションの開始点と終了点、およびパーティションのタイプを決定します。プライマリーパーティションは、1 つのデバイス上に 4 つまで保有できます (この場合は拡張パーティションは含みません)。パーティションが 5 つ以上必要な場合は、プライマリーパーティションを 3 つ、拡張パーティションを 1 つにし、その拡張パーティションの中に複数の論理パーティションを追加します。ディスクパーティションの概要については、Red Hat Enterprise Linux 7 『インスト-ルガイド』 内の付録 『ディスクパーティションの概要』 を参照してください。
たとえば、ハードドライブの 1024 メガバイトから 2048 メガバイトに ext3 ファイルシステムのプライマリーパーティションを作成するには、以下のコマンドを入力します。
# mkpart primary ext3 1024 2048

注記

代わりに mkpartfs コマンドを使用すると、パーティションが作成されてからファイルシステムが作成されます。parted は、ext3 ファイルシステムの作成をサポートしないため、ext3 ファイルシステムを作成する場合は、mkpart を使用してから、後述のように mkfs コマンドを使ってファイルシステムを作成します。
Enter を押すと変更が反映されるため、押す前に再度確認してください。
パーティションを作成したら、print コマンドを実行し、パーティションテーブルにパーティションタイプ、ファイルシステムタイプ、およびサイズが正しく設定されていることを確認します。また、新規パーティションのマイナー番号を確認し、その上のファイルシステムにラベル付けできるようにしてください。また、parted を終了したら cat /proc/partitions を実行し、カーネルが新規のパーティションを認識しているを確認します。
parted では、最大で 128 のパーティションが作成されます。GPT (GUID Partition Table) の仕様により、パーティションテーブル用に確保するエリアを拡大することでさらに多くのパーティションを作成することができますが、parted で用いられる一般的な方法で得られるエリアは、128 個のパーティションに制限されます。

12.2.2. パーティションのフォーマットとラベル付け

パーティションをフォーマットしてラベルを付けるには、以下の手順を使用します。

手順12.2 パーティションのフォーマットとラベル付け

  1. パーティションにファイルシステムがありません。ファイルシステムを作成するには、以下のコマンドを使用します。
    # /usr/sbin/mkfs -t ext3 /dev/sda6

    警告

    パーティションをフォーマットすると、そのパーティションに現存するすべてのデータが永久に抹消されます。
  2. 次に、パーティション上のファイルシステムにラベルを付与します。たとえば、新規パーティションのファイルシステムが /dev/sda6 であり、それに /work のラベルを付ける場合は、以下を使用します。
      # e2label /dev/sda6 /work
デフォルトでは、インストールプログラムはパーティションのマウントポイントをラベルとして使用して、ラベルが固有なものとなるようにします。ユーザーは使用するラベルを選択できます。
その後に、root としてマウントポイント (例、/work) を作成します

12.2.3. /etc/fstab への追加

root 権限で /etc/fstab ファイルを編集し、パーティションの UUID を使用してパーティションを追加します。すべてのパーティションの UUID を一覧を表示するには blkid -o list コマンドを使用し、個別のデバイスの詳細を表示するには blkid device を使用します。
最初の列では、UUID= の後にファイルシステムの UUID が続きます。2 つ目の列には新規パーティションのマウントポイント、その次の列にはファイルシステムのタイプ (ext3 または swap など) が記載されます。フォーマットの詳細は、man fstab コマンドを実行し、man ページをご覧ください。
4 つ目の列に defaults と指定されていると、パーティションはシステムの起動時にマウントされます。システムを再起動せずにパーティションをマウントするには、root 権限で以下のコマンドを実行します。
mount /work