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24.12. iSCSI 検出の設定

デフォルトの iSCSI 設定ファイルは /etc/iscsi/iscsid.conf です。このファイルには iscsidiscsiadm によって使用される iSCSI の設定が含まれます。
ターゲットの検出時に、iscsiadm ツールは /etc/iscsi/iscsid.conf 内の設定を使用して 2 種類の記録を作成します。
ノードの記録 - /var/lib/iscsi/nodes
ターゲットへのログイン時に iscsiadm によってこのファイル内の設定が使用されます。
検出の記録 - /var/lib/iscsi/discovery_type
同じターゲットに対して検出を行う場合、iscsiadm によってこのファイル内の設定が使用されます。
検出に別の設定を使用する場合は、まず現在の検出記録を削除します (例: /var/lib/iscsi/discovery_type)。これを実行するには、次のコマンドを使います。
# iscsiadm -m discovery -t discovery_type -p target_IP:port -o delete [5]
discovery_typesendtargetsisnsfw のいずれかになります。
検出の各種タイプについては man iscsiadm の 『DISCOVERY TYPES』 セクションを参照してください。
検出記録の設定を再設定する方法は 2 通りあります。
  • 検出を行う前に /etc/iscsi/iscsid.conf ファイルを直接編集します。検出の設定は、プレフィックス discovery を使用します。それらを表示するには、以下を実行します。
    # iscsiadm -m discovery -t discovery_type -p target_IP:port
  • または、iscsiadm を使って以下のように検出記録の設定を直接変更することもできます。
    # iscsiadm -m discovery -t discovery_type -p target_IP:port -o update -n setting -v %value
    利用できる各 setting および有効な value に関しては man iscsiadm を参照してください。
検出の設定を行うと、その後のターゲット検出の試行からは新しい設定が使用されるようになります。新しい iSCSI ターゲットのスキャン方法については、「iSCSI 相互接続のスキャン」 を参照してください。
iSCSI ターゲットの検出を設定する詳細な方法は、iscsiadmiscsid の各 man ページを参照してください。/etc/iscsi/iscsid.conf ファイルには適切な設定構文に関するサンプルも複数含まれています。


[5] target_IP 変数および port 変数は、ターゲット/ポータルの IP アドレスおよびポートの組み合わせをそれぞれ参照します。詳細は 「iSCSI API」 および 「iSCSI 相互接続のスキャン」 を参照してください。