3.2. XFS ファイルシステムのマウント

XFS ファイルシステムは、追加のオプションを付けなくてもマウントできます。たとえば、以下のようになります。
# mount /dev/device /mount/point
Red Hat Enterprise Linux 7 のデフォルトは inode64 です。

注記

mke2fs とは異なり、mkfs.xfs は設定ファイルを使用せず、すべてコマンドラインに指定されます。

書き込みバリア

書き込みキャッシュが有効にされているデバイスへの電力供給が停止した場合でも、ファイルシステムの整合性を確保できるようにするため、XFS ではデフォルトで書き込みバリアを使用します。したがって、書き込みキャッシュがないデバイスや、書き込みキャッシュがバッテリー駆動型のデバイスには、nobarrier オプションを使ってバリアを無効にします。
# mount -o nobarrier /dev/device /mount/point
書き込みバリアの詳細は、21章書き込みバリア を参照してください。

Direct Access のテクノロジープレビュー

Red Hat Enterprise Linux 7.3 以降、Direct Access (DAX) では、アプリケーションがアドレス空間に永続メモリーを直接マッピングする手段を ext4 および XFS ファイルシステムでのテクノロジープレビューとして提供するようになりました。DAX を使用するには、永続メモリーがシステムに設定されている必要があります。永続メモリーは通常、1 つまたは複数の Non-Volatile Dual In-line Memory Module (NVDIMM) などの形式で提供され、DAX をサポートするファイルシステムは NVDIMM 上に作成する必要があります。また、ファイルシステムは dax のマウントオプションでマウントする必要があります。DAX でマウントしたファイルシステムにファイルを mmap すると、アプリケーションのアドレス空間にストレージが直接マッピングされます。