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6.2. btrfs ファイルシステムのマウント

btrfs ファイルシステムにデバイスをマウントするには、以下のコマンドを使用します。
# mount /dev/device /mount-point
その他の便利なマウントオプションは、以下のとおりです。
device=/dev/name
mount コマンドにこのオプションを追加すると、名前付きデバイスを btrfs ボリュームをスキャンするように btrfs に指示します。これは、btrfs ではないマウントデバイスの試行によりマウントに失敗するため、マウントが正常に実行されるようにするために使用されます。
注記
これは、すべてのデバイスがファイルシステムに追加されるわけではなく、スキャンのみをスキャンします。
max_inline=number
このオプションを使用して、メタデータの B-tree リーフ内のインラインデータに使用可能な領域の最大量(バイト単位)を設定します。デフォルトは 8192 バイトです。4k ページの場合、リーフに収まる必要のある追加のヘッダーにより 3900 バイトに制限されます。
alloc_start=number
このオプションを使用して、ディスクの割り当て開始場所を設定します。
thread_pool=number
このオプションは、割り当てられたワーカースレッドの数を割り当てます。
破棄
このオプションを使用して、解放したブロックで discard/TRIM を有効にします。
noacl
ACL の使用を無効にするには、このオプションを使用します。
space_cache
このオプションを使用して、空きスペースデータをディスクに保存して、ブロックグループをより迅速にキャッシュさせます。これは永続的な変更であり、古いカーネルでブートしても安全です。
nospace_cache
このオプションを使用して、上記の space_cache を無効にします。
clear_cache
このオプションは、マウント中にすべての空き領域キャッシュを消去します。これは安全なオプションですが、再構築するスペースキャッシュをトリガーします。したがって、再構築プロセスを終了するには、ファイルシステムをマウントしたままにしておきます。このマウントオプションは、1 回のみ使用することを目的としています。これは、空き領域で問題がある場合に限り使用します。
enospc_debug
このオプションは、「空白なし」の問題をデバッグするために使用されます。
recovery
このオプションは、マウント時に自動回復を有効にします。