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25.10. ストレージデバイスへのパスの削除

マルチパスを使用するデバイスへのパスを (デバイスへのその他のパスには影響を及ぼさずに) 削除する場合、一般的な手順は以下のようになります。

手順25.12 ストレージデバイスへのパスの削除

  1. システム上のアプリケーション、スクリプト、またはユーティリティーで、/dev/sd/dev/disk/by-path、または major:minor 番号など、デバイスのパスベースの名前への参照をすべて削除します。これは、将来追加される別のデバイスが、現在のデバイスと誤認されないようにするために重要です。
  2. echo offline > /sys/block/sda/device/state を使用して、パスをオフラインにします。
    これにより、このパスのデバイスに送信される後続の I/O がすぐに失敗します。Device-mapper-multipath は、デバイスへの残りのパスを引き続き使用します。
  3. SCSI サブシステムからパスを削除します。これを行うには、echo 1 > /sys/block/device-name/device/delete コマンドを使用します。ここで、device-name は、(手順25.11「デバイスの完全削除」 で説明されているように) sde などになります。
手順25.12「ストレージデバイスへのパスの削除」 の実行後に、実行中のシステムからパスを安全に削除できます。この処理が行われている間は、I/Oを停止する必要はありません。device-mapper-multipath は、設定されたパスグループ化やフェイルオーバーポリシーに従って、I/O を残りのパスに再ルーティングします。
ケーブルを物理的に取り外した後、SCSI バスを再スキャンして、変更を反映するようにオペレーティングシステムの状態を更新するなど、他の手順はお勧めしません。これにより、I/O タイムアウトによる遅延が発生し、デバイスが予想外に削除される可能性があります。相互接続の再スキャンを実行する必要がある場合は、「ストレージの相互接続のスキャン」 の説明に従って、I/O を一時停止しているときに再スキャンを実行する必要があります。