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13.3. パーティションの削除

警告
パーティションが設定されているデバイスが使用中の場合は、削除しないでください。

手順13.3 パーティションの削除

  1. パーティションを削除する前に、以下のいずれかを行います。
    • レスキューモードで起動します。
    • デバイスのパーティションをアンマウントし、デバイスのスワップスペースをオフにします。
  2. parted ユーティリティーを起動します。
    # parted device
    device を、パーティションを削除するデバイスに置き換えます (/dev/sda など)。
  3. 現在のパーティションテーブルを表示して、削除するパーティションのマイナー番号を確認します。
    (parted) print
  4. コマンド rm を使用してパーティションを削除します。例えば、マイナー番号 3 のパーティションを削除するのは以下のコマンドです。
    (parted) rm 3
    Enter を押すとすぐに変更が開始されるため、コマンドをコミットする前にコマンドを確認してください。
  5. パーティションを削除した後、print コマンドを使用して、そのパーティションがパーティションテーブルから削除されたことを確認します。
    (parted) print
  6. 分割された シェルを終了します。
    (parted) quit
  7. /proc/partitions ファイルの内容を調べて、カーネルがパーティションが削除されたことを認識していることを確認します。
    # cat /proc/partitions
  8. /etc/fstab ファイルからパーティションを削除します。削除したパーティションを宣言している行を見つけ、ファイルから削除します。
  9. マウントユニットを再生成して、システムが新しい /etc/fstab 設定を登録するようにします。
    # systemctl daemon-reload