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5.4. ext2、ext3、ext4 ファイルシステムのバックアップ

手順5.1 ext2、ext3、ext4 ファイルシステムのバックアップ例

  1. なんらかの復元操作を実行する前に、すべてのデータをバックアップする必要があります。データは定期的にバックアップするようにしてください。データの他にも、/etc/fstabfdisk -l の出力などの設定情報を保存する必要があります。sosreport/sysreport を実行し、設定情報を取得することが強く推奨されます。
    # cat /etc/fstab
    LABEL=/            /               ext3    defaults        1 1
    LABEL=/boot1       /boot           ext3    defaults        1 2
    LABEL=/data        /data           ext3    defaults        0 0
    tmpfs              /dev/shm        tmpfs   defaults        0 0
    devpts             /dev/pts        devpts  gid=5,mode=620  0 0
    sysfs              /sys            sysfs   defaults        0 0
    proc               /proc           proc    defaults        0 0
    LABEL=SWAP-sda5    swap            swap    defaults        0 0
    /dev/sda6          /backup-files   ext3    defaults        0 0
    
    # fdisk -l
       Device Boot    Start      End    Blocks      Id  System
    /dev/sda1 *           1       13    104391      83  Linux
    /dev/sda2            14      1925   15358140    83  Linux
    /dev/sda3          1926      3200   10241437+   83  Linux
    /dev/sda4          3201      4864   13366080    5   Extended
    /dev/sda5          3201      3391   1534176     82  Linux swap / Solaris
    /dev/sda6          3392      4864   11831841    83  Linux
    この例では、/dev/sda6 パーティションにバックアップファイルを保存します。ここでは、/backup-files/dev/sda6 がマウントされていることを前提としています。
  2. バックアップしたパーティションが、オペレーティングシステムのパーティションである場合は、システムをシングルユーザーモードで起動してください。この手順は、通常のデータパーティションでは必要ありません。
  3. dump を使用して、パーティションの内容をバックアップします。

    注記

    • システムが長時間稼働している場合は、バックアップを取得する前に、パーティションで e2fsck を実行することが推奨されます。
    • 破損したバージョンのファイルがバックアップに含まれる可能性があるため、高負荷のマウントされたファイルシステムでは dump を使用しないでください。この問題は、dump.sourceforge.net に掲載されています。

      重要

      オペレーティングシステムのパーティションをバックアップする場合は、パーティションをアンマウントする必要があります。
      通常のデータパーティションは、マウントされている状態でバックアップすることも可能ですが、可能な場合はアンマウントしてバックアップすることが推奨されます。マウントされたデータパーティションをバックアップしようとすると、予想外の結果になる可能性があります。
    # dump -0uf /backup-files/sda1.dump /dev/sda1
    # dump -0uf /backup-files/sda2.dump /dev/sda2
    # dump -0uf /backup-files/sda3.dump /dev/sda3
    リモートでバックアップする場合は、ssh を使用するか、パスワードを使用しないログインを設定できます。

    注記

    標準のリダイレクションを使用する場合は、「-f」オプションを別に渡す必要があります。
    # dump -0u -f - /dev/sda1 | ssh root@remoteserver.example.com dd of=/tmp/sda1.dump