Menu Close

Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Enterprise Linux

25.5. ファイバーチャネルオーバーイーサネットインターフェースの設定

ファイバーチャネルオーバーイーサネット (FCoE) インターフェースの設定および導入には、以下の 2 つのパッケージが必要です。
  • fcoe-utils
  • lldpad
これらのパッケージをインストールしたら、以下の手順を実行して、仮想 LAN (VLAN) 上で FCoE を有効にします。

手順25.10 FCoE を使用するためにイーサネットインターフェースの設定

  1. 新しい VLAN を設定するには、既存のネットワークスクリプトのコピー (/etc/fcoe/cfg-eth0 など) を作成し、その名前を FCoE に対応するイーサネットデバイスに変更します。これにより、設定するデフォルトファイルが提供されます。FCoE デバイスが ethX の場合は、次のコマンドを実行します。
    # cp /etc/fcoe/cfg-ethx  /etc/fcoe/cfg-ethX
    必要に応じて、cfg-ethX のコンテンツを変更します。特に、ハードウェア Data Center Bridging Exchange (DCBX) プロトコルクライアントを実装するネットワークインターフェースの場合は、DCB_REQUIREDno に設定します。
  2. 起動時にデバイスを自動的にロードする場合は、対応する /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethX ファイルでONBOOT=yesを設定します。たとえば、FCoE デバイスが eth2 の場合は、それに応じて /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth2 を編集します。
  3. 次のコマンドを実行して、データセンターブリッジングデーモン (dcbd) を起動します。
    # systemctl start lldpad
    
  4. ハードウェア DCBX クライアントを実装するネットワークインターフェースの場合は、この手順を省略してください。
    ソフトウェア DCBX クライアントを必要とするインターフェースの場合は、以下のコマンドを実行して、イーサネットインターフェースでデータセンターブリッジングを有効にします。
    # dcbtool sc ethX dcb on
    
    次に、以下を実行して、イーサネットインターフェースで FCoE を有効にします。
    # dcbtool sc ethX app:fcoe e:1
    
    これらのコマンドは、イーサネットインターフェースの dcbd 設定が変更されていない場合にのみ機能することに注意してください。
  5. 現在使用している FCoE デバイスを読み込みます。
    # ip link set dev ethX up
    
  6. 以下を使用して FCoE を起動します。
    # systemctl start fcoe
    
    ファブリック上のその他の設定がすべて正しくなると、FCoE デバイスがすぐに表示されます。設定した FCoE デバイスを表示するには、次のコマンドを実行します。
    # fcoeadm -i
    
FCoE を使用するようにイーサネットインターフェースを正しく設定した後、Red Hat は、起動時に FCoE と lldpad サービスを設定することを推奨しています。これを行うには、systemctl ユーティリティーを使用します。
# systemctl enable lldpad
# systemctl enable fcoe
注記
# systemctl stop fcoe を実行するとデーモンは停止しますが、FCoE インターフェースの設定はリセットされません。これを行うには、# systemctl -s SIGHUP kill fcoe コマンドを実行します。
Red Hat Enterprise Linux 7 以降、Network Manager には、DCB 対応のイーサネットインターフェースの DCB 設定をクエリーおよび設定する機能があります。