8.6. NFS の起動と停止

NFSv4 だけを使用するように設定されていない NFS サーバーを実行するには、rpcbind[1] サービスを実行している必要があります。rpcbind がアクティブであることを確認するには、次のコマンドを使用します。
# systemctl status rpcbind
rpcbind サービスが実行中の場合は nfs サービスを起動することができます。次のコマンドを実行して NFS サーバーを起動します。
# systemctl start nfs
起動時に NFS を起動できるようにするには、以下のコマンドを使用します。
# systemctl enable nfs-server

注記

NFSv3 では、NFS が起動時に開始するよう設定されている場合は nfs-lock サービスを有効にする必要があります。Red Hat Enterprise Linux 7.1 以降では、必要時に nfs-lock が自動的に開始し、手動で有効にできません。Red Hat Enterprise Linux 7.0 では、systemctl status nfs-lock を実行して状態をチェックします。nfs-lock が有効になっていない場合は、 systemctl start nfs-lock を実行します。nfs-lock が、Red Hat Enterprise Linux 7.0 の起動時に自動的に起動するよう設定するには、systemctl enable nfs-lock を実行してください。
サーバーを停止させるには、以下を使用します。
# systemctl stop nfs
restart オプションは、NFS をいったん停止させてから起動し直す手順を一度に行うことができる短縮オプションです。NFS の設定ファイルを変更してから、その変更を有効にする際の最も効率的な方法です。このサーバーを再起動するには、以下のコマンドを使用します。
# systemctl restart nfs
/etc/sysconfig/nfs ファイルを編集したら、以下のコマンドを実行して nfs-config サービスを再起動し、新しい値が適用されるようにします。
# systemctl restart nfs-config
try-restart コマンドは、nfs が現在稼働中である場合に限り起動させます。このコマンドは、Red Hat init スクリプトの condrestart (conditional restart) と同様、NFS が実行されていないとデーモンを起動しないため便利です。
条件付きでサーバーを再起動するには、以下を入力します。
# systemctl try-restart nfs
サービスを再起動せずに NFS サーバー設定ファイルの再読み込みを実行するには、以下のように入力します。
# systemctl reload nfs