14.2. Swap 領域の削除

時には、インスト-ルの後に swap 領域を減量することが賢明な場合もあります。例えば、システムの RAM サイズを 1 GB から 512 MB にダウングレードした場合、swap 領域が 2 GB のままで残ることになります。この状況では、2 GB はディスク領域の無駄になりますので、swap 領域を 1 GB に減量した方がリソースの有効活用になります。
ここでも選択肢が3つあります: swap 用に使用していた LVM2 論理ボリューム全体を削除、swap ファイルの削除、あるいは既存の LVM2 論理ボリューム上の swap 領域の低減。

14.2.1. LVM2 論理ボリュームでの swap 領域の縮小

以下のようにして LVM2 の swap 論理ボリュームを縮小します (/dev/VolGroup00/LogVol01 が縮小するボリュームであるとします)。

手順14.3 LVM2 の swap 論理ボリュームの縮小

  1. 関連付けられている論理ボリュームの swap 機能を無効にします。
    # swapoff -v /dev/VolGroup00/LogVol01
  2. LVM2 論理ボリュームをサイズ変更して 512 MB 分縮小します。
    # lvreduce /dev/VolGroup00/LogVol01 -L -512M
  3. 新しい swap 領域をフォーマットします。
    # mkswap /dev/VolGroup00/LogVol01
  4. 縮小した論理ボリュームを有効にします。
    # swapon -v /dev/VolGroup00/LogVol01
swap 論理ボリュームサイズが正常に縮小されたことを確認するには、cat /proc/swaps または free を使って swap 領域を確認します。

14.2.2. swap の LVM2 論理ボリュームの削除

swap ボリュームグループを削除します (/dev/VolGroup00/LogVol02 が削除するボリュームであるとします)。

手順14.4 swap ボリュームグループの削除

  1. 関連付けられている論理ボリュームの swap 機能を無効にします。
    # swapoff -v /dev/VolGroup00/LogVol02
  2. サイズが 512 MB の LVM2 論理ボリュームを削除します。
    # lvremove /dev/VolGroup00/LogVol02
  3. 次のエントリーを /etc/fstab ファイルから削除します。
    /dev/VolGroup00/LogVol02 swap swap defaults 0 0
論理ボリュームサイズが正常に削除されたことを確認するには、cat /proc/swaps または free を使って swap 領域を確認します。

14.2.3. swap ファイルの削除

swap ファイルを削除します。

手順14.5 swap ファイルの削除

  1. シェルプロンプトで次のコマンドを実行して swap ファイルを無効にします (swap ファイルの場所が/swapfile であるとします)。
    # swapoff -v /swapfile
  2. /etc/fstab ファイルから該当するエントリーを削除します。
  3. 実際のファイルを削除します。
    # rm /swapfile