29.7. VDO コマンド

このセクションでは、以下の VDO ユーティリティを説明します。
vdo
vdo ユーティリティは、VDO のkvdo と UDS のコンポーネントの両方を管理します
また、圧縮の有効化または無効化にも使用できます。
vdostats
vdostats ユーティリティでは、Linux のdf ユーティリティと似た形式で、それぞれ設定した (あるいは指定した) デバイスの統計が表示されます。

29.7.1. vdo

vdo ユーティリティは、VDO のkvdo と UDS のコンポーネントの両方を管理します

概要

vdo { activate | changeWritePolicy | create | deactivate | disableCompression | disableDeduplication | enableCompression | enableDeduplication | growLogical | growPhysical | list | modify | printConfigFile | remove | start | status | stop } 
[ options... ]

サブコマンド

表29.4 VDO サブコマンド

サブコマンド説明
create
VDO ボリュームとその関連インデックスを作成し、利用できるようにします。−−activate=disabled オプションを指定すると、VDO ボリュームが作成されますが、利用できなくなります。−−force を指定しない限り、既存のファイルシステムやフォーマットされた VDO ボリュームを上書きすることはありません。このコマンドは、root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
remove
停止した 1 つ以上の VDO ボリュームと関連インデックスを削除します。このコマンドは、root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
start
停止した 1 つ以上の有効化された VDO ボリュームと関連サービスを開始します。このコマンドは、root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
stop
実行中の 1 つ以上の有効化された VDO ボリュームと関連サービスを開始します。このコマンドは、root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
activate
1 つ以上の VDO ボリュームを有効化します。有効化したボリュームは、
start
コマンドを使用して開始できます。このコマンドは root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
deactivate
1 つ以上の VDO ボリュームを無効化します。無効化したボリュームは、
start
コマンドでは開始できません。現在実行しているボリュームの無効化では停止できません。停止すると、無効化した VDO ボリュームは再び開始する前に有効化する必要があります。このコマンドは、root 権限で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
status
VDO システムやボリューム YAML 形式で報告します。このコマンドは、root 特権なしでも情報が不完全となりますが、root 特権は不要です。指定できるオプションは以下の通りです。 出力は、表29.6「VDO ステータス出力」を参照してください。
list
開始した VDO ボリュームのリストを表示します。−−all を指定すると、起動したボリュームと起動していないボリュームの両方を表示します。このコマンドは root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
modify
1 つまたはすべの VDO ボリュームの設定パラメーターを変更します。変更は、VDO デバイスを次に起動したときに適用されます。既に実行しているデバイスは影響を受けません。指定できるオプションは以下の通りです。
changeWritePolicy
1 つまたはすべての実行中の VDO ボリュームの書き込みポリシーを変更します。このコマンドは、root 特権で実行する必要があります。
enableDeduplication
1 つ以上の VDO ボリュームで重複排除を有効化します。このコマンドは、root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
disableDeduplication
1 つ以上の VDO ボリュームで重複排除を無効化します。このコマンドは、root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
enableCompression
1 つ以上の VDO ボリュームで圧縮を有効化します。VDO ボリュームが稼働中の場合は、すぐに適用されます。VDO ボリュームが稼働していない場合は、VDO ボリュームが次回起動したときに圧縮が有効になります。このコマンドは root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
disableCompression
1 つ以上の VDO ボリュームで圧縮を無効にします。VDO ボリュームが稼働中の場合は、すぐに適用されます。VDO ボリュームが稼働していない場合は、VDO ボリュームが次回起動したときに圧縮が無効になります。このコマンドは root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
growLogical
論理容量を VDO ボリュームに追加します。このボリュームは実際に存在し、実行している必要があります。このコマンドは root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
growPhysical
物理容量を VDO ボリュームに追加します。このボリュームは実際に存在し、実行している必要があります。このコマンドは root 特権で実行する必要があります。指定できるオプションは以下の通りです。
printConfigFile
設定ファイルを stdout に出力します。このコマンドには、root 特権が必要です。指定できるオプションは以下の通りです。

オプション

表29.5 VDO オプション

オプション説明
--indexMem=gigabytes
ギガバイトの UDS サーバーメモリーの量を指定します。デフォルトのサイズは 1 GB です。特定の浮動小数の値は、整数である限り 0.25、0.5、0.75 が使用できます。
--sparseIndex={enabled | disabled}
スパークインデックスの有効化または無効化。デフォルトは disabled です。
--all
このコマンドがすべての設定済みの VDO ボリュームに適用する必要があることを示します。--name オプションを指定して使用することはできません。
--blockMapCacheSize=megabytes
ブロックマップページのキャッシュング用に割り当てられたメモリーの量を指定します。この値は、4096 の倍数である必要があります。B(ytes)、K(ilobytes)、M(egabytes)、G(igabytes)、T(erabytes)、P(etabytes)、または E(xabytes) サフィックスを指定して値を使うこともできます。サフィックスを指定しない場合、値は最低 128M で 16T 未満である必要があります。15% のメモリーオーバーヘッドが存在することに注意してください。
--blockMapPeriod=period
ブロックマップの数の更新を判別する 1 ~ 16380 の値。これは、キャッシュされたページがディスクにフラッシュされる前に蓄積することがあります。値が高くなると、通常の動作の際のパフォーマンスを犠牲にしてクラッシュ後のリカバリー時間を低減します。デフォルトの値は 16380 です。このパラメーターを調整する場合は、Red Hat の担当者までご相談ください。
--compression={enabled | disabled}
VDO デバイス内で圧縮を有効化または無効化します。デフォルトでは有効化されています。パフォーマンスを最大化するためや、圧縮しないと思われるデータンの処理速度を向上するために圧縮は無効化されています。
--confFile=file
代替の設定ファイルを指定します。デフォルトは /etc/vdoconf.yml です。
--deduplication={enabled | disabled}
VDO デバイス内で重複排除の有効化または無効化を行います。デフォルトは enabled です。優れた重複排除を適用できず、圧縮が依然として必要だと考えられる場合は、重複排除が無効化されることがあります。
--emulate512={enabled | disabled}
512 バイトブロックデバイスエミュレーションモードを有効化します。デフォルトは disabled です。
--force
VDO ボリュームを停止するまえにマウントしたファイルシステムのマウントを解除します。
--forceRebuild
読み取り専用 VDO ボリュームを起動する前にオフライン再構築を強制します。これにより、オンラインに戻して利用できるようになります。このオプションを指定すると、データが損失したり、破損したりすることがあります。
--help
vdo ユーティリティのドキュメンテーションを表示します。
--logfile=pathname
このスクリプトのログメッセージがダイレクトされる場所を指定します。警告やエラー目セージは常に syslog にも記録されます。
--name=volume
指定した VDO ボリュームで動作します。--all を指定して使用することはできません。
--device=device
VDO ストレージに使用するデバイスの絶対パスを指定します。
--activate={enabled | disabled}
引数 disabled は、VDO ボリュームのみを作成できることを示しています。このボリュームは、起動することや、有効化することはできません。このデフォルトは、enabled です。
--vdoAckThreads=thread count
リクエストした VDO I/O 操作の完了を承認するためにしようするスレッドの数を指定します。デフォルトは 1 です。この値は最低 0 から 100 までに設定する必要があります。
--vdoBioRotationInterval=I/O count
I/O 操作の数を指定し、作業を次に登録する前に各 bio 送信スレッドにキューを加えます。デフォルトは 64 です。この値は 1 から 1024 までに設定する必要があります。
--vdoBioThreads=thread count
I/O 操作をストレージデバイスに送信するのに使用するスレッドの数を指定します。1 ~ 100 の値で設定します。デフォルトは 4 で、この値は 1 以上 100 以下である必要があります。
--vdoCpuThreads=thread count
ハッシングや圧縮などの CPU 負荷の高い作業に使用するスレッドの数を指定します。デフォルトは 2 です。この値は 1 以上 100 以下で設定する必要があります。
--vdoHashZoneThreads=thread count
ブロックデータから計算したハッシュ値に基づいて VDO 処理の部分をさらに分割するスレッドの数を指定します。デフォルトは 1 です。この値は、0 以上 100 以下で設定する必要があります。vdoHashZoneThreads, vdoLogicalThreadsvdoPhysicalThreads は、すべてゼロまたはすべてゼロ以外である必要があります。
--vdoLogicalThreads=thread count
ブロックデータから計算したハッシュ値に基づいて VDO 処理の部分をさらに分割するスレッドの数を指定します。この値は、0 以上 100 以下で設定する必要があります。9 以上の論理スレッドカウントでは、十分に大きなブロックマップキャッシュサイズを排他的に指定する必要があります。vdoHashZoneThreads, vdoLogicalThreadsvdoPhysicalThreads は、すべてゼロまたはすべてゼロ以外である必要があります。デフォルトは 1 です。
--vdoLogLevel=level
VDO ドライバーログレベルを指定します。criticalerrorwarningnoticeinfo、または debug。レベルは、大文字と小文字を区別します。デフォルトは info です。
--vdoLogicalSize=megabytes
メガバイトで論理 VDO ボリュームサイズを指定します。S(ectors)、B(ytes)、K(ilobytes)、M(egabytes)、G(igabytes)、T(erabytes)、P(etabytes) または E(xabytes) サフィックスとともに値を使うのは任意です。オーバープロビジョニングボリュームに使用。これは、ストレージデバイスのサイズに対するデフォルトです。
--vdoPhysicalThreads=thread count
物理ブロックアドレスに基づいて VDO 処理の部分をさらに分割するスレッドの数を指定します。値は、0 以上 16 以下で設定する必要があります。初期以降のスレッドの追加は、さらに 10 MB の RAM を消費します。vdoPhysicalThreadsvdoHashZoneThreadsvdoLogicalThreads は、すべてゼロまたはぜべてゼロ以外である必要があります。デフォルトは 1 です。
--readCache={enabled | disabled}
VDO デバイス内で読み込みキャッシュを有効化または無効化します。デフォルトは disabled です。書き込みワークロードに高度の重複排除が含まれると想定される場合はキャッシュを有効化する必要があります。または、高度に圧縮可能なデータの集中的なワークロードを読み込む場合はキャッシュを有効化する必要があります。
--readCacheSize=megabytes
さらなる VDO デバイス読み込みキャッシュサイズをメガバイトで指定します。S(ectors), B(ytes)、K(ilobytes)、M(egabytes)、G(igabytes)、T(erabytes)、P(etabytes) または E(xabytes) サフィックスとともに値を使うのは任意です。デフォルトは 0M です。MB の指定した読み込みキャッシュごと、bio スレッドごとに 12 MB のメモリが使用されます。
--vdoSlabSize=megabytes
VDO が増大した増分サイズを指定します。小さな値を使用すると、利用できる最大合計物理サイズが制約されます。S(ectors)、B(ytes)、K(ilobytes)、M(egabytes)、G(igabytes)、T(erabytes)、P(etabytes)、または E(xabytes) サフィックスを指定して値を使うこともできます。サフィックスを指定しないと、値はメガバイトとして解釈されます。
--verbose
コマンドを実行する前に出力します。
--writePolicy={ auto | sync | async }
書き込みポリシーを指定します。
  • auto: VDO 下のストレージ層に基づいて sync または async を選択します。ライトバックキャッシュが存在する場合は、async が選ばれます。それ以外では、sync が選ばれます。
  • sync: データが安定して書き込まれた後にのみ書き込みが承認されます。これはデフォルトのポリシーです。このポリシーは、基礎となるストレージが同期的出ない場合には機能しません。
  • async: データが、安定したストレージに書き込みを行うためにキャッシュされた後にのみ、書き込みが承認されます。フラッシュされていないデータは、このモードでの永続性が保証されません。
status サブコマンドは、以下の情報を YAML 形式で返し、以下のキーに分割します。

表29.6 VDO ステータス出力

キー説明
VDOステータスこのキーの情報は、ホストの名前とステータスの問い合わせが行われた日付と時刻を示します。この領域に報告されるパラメーターには以下が含まれます。
ノードVDO が実行されているシステムのホスト名。
日付vdo ステータスコマンドが実行された日付と時間。
カーネルモジュールこのキーの情報は、構成されているカーネルについてです。
読み込み済みカーネルモジュールがロードされているかどうか (True または False)。
バージョン情報設定されている kvdo のバージョンの情報。
Configurationこのキーの情報は、VDO 設定ファイルの場所とステータスを示します。
FileVDO 設定ファイルの場所。
Last modifiedVDO 設定ファイルの最終更新日。
VDOsすべての VDO ボリュームの設定情報を示します。各 VDO ボリュームに報告されたパラメーターには以下が含まれます。
ブロックサイズVDO ボリュームのブロックサイズ (バイト)
512 byte emulationボリュームが 512 バイトエミュレーションモードで実行しているかどうかを示します。
Enable deduplicationボリュームに重複排除が有効化されているかどうか。
Logical sizeVDO ボリュームの論理サイズ。
物理サイズVDO ボリュームの基礎となる物理ストレージのサイズ。
書き込みポリシー書き込みポリシーの設定値 (同期または非同期)
VDO statisticsvdostats ユーティリティの出力

29.7.2. vdostats

vdostats ユーティリティは、それぞれ設定済み (あるいは指定済み) のデバイスの統計を df ユーティリティと同じような形式で示します。
root 権限で実行しない場合は、vdostats ユーティリティは完全に機能しません。

概要

vdostats [ --verbose | --human-readable | --si | --all ] [ --version ] [ device ...]

オプション

表29.7 vdostats オプション

オプション説明
--verbose
1 台 (または複数) の VDO デバイスの使用率とブロック I/O (bios) を表示します。詳細は表29.9「vdostats --verbose 出力」を参照してください。
--human-readable
ブロック値を読みやすい形式で表示します (ベース 2: 1 KB = 210 バイト = 1024 バイト)。
--si
--si オプションは、--human-readable オプションの出力を変更し、SI 単位 (ベース 10: 1 KB = 103 バイト = 1000 バイト) を使用します。--human-readable オプションを指定しないと、--si オプションは機能しません。
--all
このオプションは、後方互換性のみに使用します。現在では、--verbose オプションと同等です。
--version
vdostats バージョンを表示します。
device ...
レポートする 1 つ以上の特定のボリュームを指定します。この引数を指定しないと、vdostats はすべてのデバイスをレポートします。

出力

以下の例では、オプションを指定しない場合のサンプルを示しています。これは表29.8「デフォルトの vdostats 出力」で説明しています。
Device               1K-blocks    Used         Available     Use%   Space Saving%
/dev/mapper/my_vdo   1932562432   427698104    1504864328    22%    21%

表29.8 デフォルトの vdostats 出力

項目説明
デバイスVDO ボリュームへのパス
1K ブロックVDO ボリュームに割り当てられた 1K ブロックの合計数 (= 物理ボリュームサイズ * ブロックサイズ / 1024)
UsedVDO ボリュームで使用した 1K ブロックの合計数 (= 使用物理ブロック * ブロックサイズ / 1024)
利用可能VDO ボリュームで利用できる 1K ブロックの合計数 (= 物理空きブロック * ブロックサイズ / 1024)
使用%VDO ボリュームで使用している物理ブロックの割合 (= 使用ブロック / 割り当てブロック * 100)
容量節約%VDO ボリューム上で節約した物理ブロックの割合 (= [使用論理ブロック - 使用物理ブロック / 使用論理ブロック])
--human-readable オプションは、ブロックカウントを従来の単位に変換します (1 KB = 1024 バイト)。
Device               Size   Used      Available     Use%   Space Saving%
/dev/mapper/my_vdo   1.8T   407.9G    1.4T          22%    21%
--human-readable--si オプションは、ブロックカウントを SI 単位に変換します (1 KB = 1000 バイト)。
Device               Size   Used      Available     Use%    Space Saving%
/dev/mapper/my_vdo   2.0T   438G      1.5T          22%     21%
--verbose (表29.9「vdostats --verbose 出力」) オプションは 1 台 (あるいはすべて) の VDO デバイスの VDO デバイス統計を表示します。
表29.9「vdostats --verbose 出力」太字で出力された統計は、今後のリリースで継続的にレポートされます。残りのフィールドは、ソフトウェアサポートを主目的としています。また、今後のリリースで変更されることがあります。管理ツールでは、これらのフィールドに依存すべきではありません。また、管理ツールは、統計が報告される順番にも依存するべきではありません。

表29.9 vdostats --verbose 出力

項目説明
Versionこれらの統計のバージョン。
Release versionVDOのリリースバージョン
Data blocks usedデータを保存するために VDO ボリュームによって現在使用されている物理ブロックの数。
Overhead blocks usedVDO メタデータを保存するために VDO ボリュームによって現在使用されている物理ブロックの数。
Logical blocks used現在マッピングされている論理ブロックの数。
Physical blocksVDO ボリュームに割り当てられた物理ブロックの合計数。
Logical blocksVDO ボリュームによってマッピングできる論理ブロックの最大数。
1K-blocksVDO ボリュームに割り当てられた 1K ブロックの合計数 (= 物理ボリュームサイズ * ブロックサイズ / 1024)
1K-blocks usedVDO ボリュームで使用した 1K ブロックの合計数 (= 使用物理ブロック * ブロックサイズ / 1024)
1K-blocks availableVDO ボリュームで利用できる 1K ブロックの合計数 (= 物理空きブロック * ブロックサイズ / 1024)
Used percentVDO ボリュームで使用している物理ブロックの割合 (= 使用ブロック / 割り当てブロック * 100)
Saving percentVDO ボリューム上で節約した物理ブロックの割合 (= [使用論理ブロック - 使用物理ブロック / 使用論理ブロック])
Block map cache sizeブロックマップキャッシュのサイズ (バイト)
Write policyアクティブ書き込みポリシー (同期または非同期)。これは、vdo changeWritePolicy --writePolicy=auto|sync|async から設定されます。
Block sizeVDO ボリュームのブロックサイズ (バイト)
Completed recovery countVDO ボリュームが異常なシャットダウンからリカバリーした回数。
Read-only recovery countVDO ボリュームが読み取り専用モードからリカバリーした回数 (vdo start --forceRebuild を使用)
Operating modeVDO ボリュームが正常に動作しているかどうか、リカバリーモードになっているかどうか、読み取り専用モードになっているかどうかを示します。
Recovery progress (%)オンラインリカバリーの進捗状況を示します。または、ボリュームがリカバリーモードになっていない場合は N/A を示します。
Compressed fragments writtenVDO ボリュームが前回再起動してから書き込まれた圧縮フラグメントの数。
Compressed blocks writtenVDO ボリュームが前回再起動してから書き込まれた圧縮フラグメントの数。
Compressed fragments in packerまだ書き込まれていない、処理されている圧縮フラグメントの数。
Slab countスラブの合計数
Slabs openedブロックが今まで割り当てられていないスラブの合計数。
Slabs reopenedVDO が起動してから再びスラブが解放された回数。
Journal disk full countリカバリージャーナルがフルであったため、リカバリージャーナルエントリをリクエストが作成できなかった回数。
Journal commits requested countリカバリージャーナルがスラブジャーナルコミットを要求した回数。
Journal entries batching書き込まれたジャーナルエントリーの数を引いた、開始されたジャーナルエントリーの書き込みの数。
Journal entries startedメモリーで作成されたジャーナルエントリーの数。
Journal entries writingストレージにコミットされたジャーナルエントリーの数を引いた、送信した書き込みのジャーナルエントリーの数。
Journal entries written書き込みが発行されたジャーナルエントリーの合計数。
Journal entries committedストレージに書き込まれたジャーナルエントリーの数。
Journal blocks batching書き込まれたジャーナルブロックの数を引いた、開始されたジャーナルブロックの書き込みの数。
Journal blocks startedメモリーでタッチされたジャーナルブロックの数。
Journal blocks writingコミットされたジャーナルブロックの数を引いた、書き込まれたジャーナルブロックの数 (アクティブメモリーのメタデータとともに)。
Journal entries written書き込みが発行されたブロックエントリーの合計数。
Journal blocks committedストレージに書き込まれたジャーナルブロックの数。
Slab journal disk full countオンディスクスラブジャーナルの数がフルであった回数。
Slab journal flush countフラッシュしきい値を超えていたスラブジャーナルにエントリーが追加された回数。
Slab journal blocked countブロックしきい値を超えていたスラブジャーナルにエントリーが追加された回数。
Slab journal blocks written発行されたスラブジャーナルブロック書き込みの数。
Slab journal tail busy countスラブジャーナルの書き込みを待つ、書き込みリクエストがブロックされた回数。
Slab summary blocks written発行されたスラブサマリーブロックの数。
Reference blocks written発行された参照ブロックの数。
Block map dirty pagesブロックマップキャッシュの dirty ページの数。
Block map clean pagesブロックマップキャッシュのクリーンページの数。
Block map free pagesブロックマップキャッシュの空きページの数。
Block map failed pages書き込みエラーのあるブロックマップキャッシュページの数。
Block map incoming pagesキャッシュに読み込まれているブロックマップキャッシュページの数。
Block map outgoing pages書き込まれているブロックマップキャッシュページの数。
Block map cache pressure空きページが必要なときに利用できなかった回数。
Block map read countブロックマップページ読み込みの合計数。
Block map write countブロックマップページ書き込みの合計数。
Block map failed readsブロックマップ読み込みの合計数。
Block map failed writesブロックマップ書き込みエラーの合計数。
Block map reclaimed再取得されたブロックマップページの合計数。
Block map read outgoing書き込まれているページのブロックマップ読み込みの合計数。
Block map found in cacheブロックマップヒットの合計数。
Block map discard requiredページの破棄を必要したブロックマップの合計数。
Block map wait for pageページを待つ必要のあるリクエストの合計数。
Block map fetch requiredページ取得を必要とするリクエストの合計数。
Block map pages loadedページ取得の合計数。
Block map pages savedページ保存の合計数。
Block map flush countブロックマップによって発行されたフラッシュの合計数。
Invalid advice PBN count無効なアドバイスを返したインデックスの合計数
No space error count.VDO ボリュームの容量不足によって失敗した書き込みリクエストの数。
Read only error count読み取り専用モードの VDO ボリュームによって失敗した書き込みリクエストの数。
InstanceVDO インスタンス
512 byte emulation512 バイトエミュレーションがボリュームに対してオンまたはオフであるかを示します。
Current VDO IO requests in progress.VDO が現在処理している I/O リクエストの数。
Maximum VDO IO requests in progressVDO が処理した同時 I/O リクエストの最大数。
Current dedupe queries現在実行している重複排除クエリーの数。
Maximum dedupe queries実行中の重複排除クエリーの最大数。
Dedupe advice valid重複排除アドバイスが適切であった回数。
Dedupe advice stale重複排除が不適切であった回数。
Dedupe advice timeouts重複排除クエリーがタイムアウトした回数。
Flush out基礎となるストレージに対して VDO が送信したフラッシュリクエストの数。
Bios in... Bios in partial... Bios out... Bios meta... Bios journal... Bios page cache... Bios out completed... Bio meta completed... Bios journal completed... Bios page cache completed... Bios acknowledged... Bios acknowledged partial... Bios in progress...
これらの統計は、指定のフラグで各カテゴリの bios を数えます。カテゴリは以下の通りです。
  • bios in: VDO によって受信されたブロック I/O リクエストの数。
  • bios in partial: VDO によって受信された一部のブロック I/O リクエストの数。512 バイトエミュレーションモードにのみ適用。
  • bios out:ストレージデバイスに対して VDO によって送信されたメタデータ以外のブロック I/O リクエスト。
  • bios meta: ストレージデバイスに対して VDO によって送信されたメタデータブロック I/O リクエストの数。
  • bios journal:ストレージデバイスに対して VDO によって送信されたリカバリージャーナルブロック I/O リクエストの数。
  • bios page cache:ストレージデバイスに対して VDO によって送信されたブロックマップ I/O リクエスト。
  • bios out completed: ストレージデバイスによって完了したメタデータ以外のブロック I/O リクエストの数。
  • bios meta completed: ストレージデバイスによって完了したメタデータブロック I/O リクエストの数。
  • bios journal completed:ストレージデバイスによって完了したリカバリージャーナルブロック I/O リクエストの数。
  • bios page cache completed:ストレージデバイスによって完了したブロックマップ I/O リクエストの数。
  • bios acknowledged: VDO によって承認されたブロック I/O リクエストの数。
  • bios acknowledged partial: VDO によって承認された一部のブロック I/O リクエストの数。512 バイトエミュレーションモードにのみ適用。
  • bios in progress: まだ承認されていない VDO に送信された bios の数。
3 種類のフラグ:
  • read: 書き込み以外の bios の数 (REQ_WRITE フラグセットなしの bios)
  • write: 書き込み bios の数 (REQ_WRITE フラグセットありの bios)
  • discard: REQ_DISCARD フラグセットありの bios の数
Read cache accessesVDO が読み込みキャッシュを検索した回数。
Read cache hits読み込みキャッシュがヒットした回数。