Show Table of Contents
14.3.1.
14.3.2.
14.3.3.
このページには機械翻訳が使用されている場合があります (詳細はこちら)。
14.3. Snapper スナップショット間の変更の追跡
status
、diff
、および xadiff
コマンドを使用して、スナップショット間におけるサブボリュームの変更を追跡します。
- status
status
コマンドは、2 つのスナップショットの間で作成、編集、または削除されたファイルおよびディレクトリーを一覧表示します (2 つのスナップショットの間で発生した変更の包括的なリスト)。システム管理者は、このコマンドを使用して、過剰な情報が含まれない、適度な変更の概要を取得できます。詳細は 「status
コマンドによる変更の比較」 を参照してください。- diff
diff
コマンドは、1 つ以上の変更が検出された場合にstatus
コマンドが出力する 2 つのスナップショットの間に変更されたファイルおよびディレクトリーの差異を表示します。詳細は 「diff
コマンドによる変更の比較」 を参照してください。- xadiff
xadiff
コマンドは、2 つのスナップショットの間にファイルまたはディレクトリーの拡張属性がどのように変更されたかを比較します。詳細は 「xadiff
コマンドによる変更の比較」 を参照してください。
14.3.1. status
コマンドによる変更の比較
status
コマンドは、2 つのスナップショットの間で作成、編集、または削除されたファイルおよびディレクトリーを表示します。
2 つのスナップショット間のファイル状態を表示するには、以下を実行します。
#
snapper -c config_file status first_snapshot_number..second_snapshot_number
必要な場合は
list
コマンドを実行し、スナップショットの番号を確認します。
たとえば、以下のコマンドは
lvm_config
設定ファイルを使用して、スナップショット 1 と 2 との間に加えられた変更を表示します。
#
snapper -c lvm_config status 1..2
tp.... /lvm_mount/dir1 -..... /lvm_mount/dir1/file_a c.ug.. /lvm_mount/file2 +..... /lvm_mount/file3 ....x. /lvm_mount/file4 cp..xa /lvm_mount/file5
出力の最初の部分にある文字と点 (ピリオド) は列とします。
+..... /lvm_mount/file3 |||||| 123456
列 1 はファイル (ディレクトリーエントリー) タイプの変更を示します。可能な値は以下のとおりです。
列 1
出力 | 意味 |
---|---|
. | 何も変更されていません。 |
+ | ファイルが作成されました。 |
- | ファイルが削除されました。 |
c | コンテンツが変更されました。 |
t | ディレクトリーエントリーのタイプが変更されました。たとえば、以前のシンボリックリンクは同じファイル名を持つ通常ファイルに変更されました。 |
列 2 は、ファイル権限の変更を示しています。使用できる値は次のとおりです。
列 2
出力 | 意味 |
---|---|
. | いずれの権限も変更されていません。 |
p | 権限が変更されました。 |
列 3 は、ユーザー所有権の変更を示しています。使用できる値は以下のとおりです。
列 3
出力 | 意味 |
---|---|
. | いずれのユーザー所有権も変更されていません。 |
u | ユーザーの所有権が変更されました。 |
列 4 は、グループ所有権の変更を示しています。使用できる値は以下のとおりです。
列 4
出力 | 意味 |
---|---|
. | グループ所有権は変更されていません。 |
g | グループ所有権は変更されました。 |
列 5 は、拡張属性の変更を示しています。使用できる値は以下のとおりです。
列 5
出力 | 意味 |
---|---|
. | 拡張属性は変更されていません。 |
x | 拡張属性は変更されました。 |
列 6 は、アクセス制御リスト (ACL) の変更を示しています。使用できる値は以下のとおりです。
列 6
出力 | 意味 |
---|---|
. | ACL は変更されませんでした。 |
a | ACL は変更されました。 |
14.3.2. diff
コマンドによる変更の比較
diff
コマンドは、2 つのスナップショットの間に編集されたファイルおよびディレクトリーの変更箇所を表示します。
#
snapper -c config_name diff first_snapshot_number..second_snapshot_number
必要な場合は
list
コマンドを実行し、スナップショットの番号を確認します。
たとえば、
lvm_config
設定ファイルを使用してスナップショット 1 と 2 の間で変更されたファイルを比較するには、以下を使用します。
#
snapper -c lvm_config diff 1..2
--- /lvm_mount/.snapshots/13/snapshot/file4 19<...> +++ /lvm_mount/.snapshots/14/snapshot/file4 20<...> @@ -0,0 +1 @@ +words
この出力は、
file4
に「words」をファイルに追加して編集されたことを示しています。
14.3.3. xadiff
コマンドによる変更の比較
xadiff
コマンドは、2 つのスナップショットの間にファイルまたはディレクトリーの拡張属性がどのように変更されたかを比較します。
#
snapper -c config_name xadiff first_snapshot_number..second_snapshot_number
必要な場合は
list
コマンドを実行し、スナップショットの番号を確認します。
たとえば、
lvm_config
設定ファイルを使用してスナップショット 1 と 2 との間の xadiff の出力を表示するには、以下を実行します。
#
snapper -c lvm_config xadiff 1..2
このページには機械翻訳が使用されている場合があります (詳細はこちら)。