24.5. 起動時に FCoE インターフェースを自動マウントする設定

注記

このセクションの情報は、Red Hat Enterprise Linux 6.1 の時点では /usr/share/doc/fcoe-utils-version/README でご覧いただけます。複数のマイナーリリースで生じる可能性のある変更についてはこの README を参照してください。
新しく検出されたディスクは、udev ルール、autofs、および他の類似の方法でマウントできます。しかし、特定のサービスが FCoE ディスクの起動時のマウントを要求することがあります。そのような場合には、FCoE ディスクは fcoe サービスの実行後 すぐに、かつ FCoE ディスクを要求するサービスの開始 前に マウントされる必要があります。
FCoE ディスクを起動時に自動マウントするように設定するには、正式な FCoE マウントコードを fcoe サービスのスタートアップスクリプトに追加します。fcoe のスタートアップスクリプトは、/etc/init.d/fcoe です。
FCoE マウントコードは、単純フォーマットの FCoE ディスク、LVM、またはマルチパスデバイスのノードを使用しているかどうかなどのシステム設定ごとに異なります。

例24.2 FCoE マウントコード

以下は、/etc/fstab 内のワイルドカードで指定されたファイルシステムをマウントするための FCoE マウントコードのサンプルです。
mount_fcoe_disks_from_fstab()
	{
	    local timeout=20
	    local done=1
	    local fcoe_disks=($(egrep 'by-path\/fc-.*_netdev' /etc/fstab | cut -d ' ' -f1))

	    test -z $fcoe_disks && return 0

	    echo -n "Waiting for fcoe disks . "
	    while [ $timeout -gt 0 ]; do
		for disk in ${fcoe_disks[*]}; do
			if ! test -b $disk; then
				done=0
				break
			fi
		done

		test $done -eq 1 && break;
		sleep 1
		echo -n ". "
		done=1
		let timeout--
	    done

	    if test $timeout -eq 0; then
		echo "timeout!"
	    else
		echo "done!"
	    fi

	    # mount any newly discovered disk
	    mount -a 2>/dev/null
	}
mount_fcoe_disks_from_fstab 関数は、fcoe サービススクリプトが fcoemon デーモンを開始した 後に 呼び出される必要があります。この関数が、/etc/fstab 内の以下のパスで指定されている FCoE ディスクをマウントします。
/dev/disk/by-path/fc-0xXX:0xXX /mnt/fcoe-disk1 ext3  defaults,_netdev    0 0
/dev/disk/by-path/fc-0xYY:0xYY /mnt/fcoe-disk2 ext3  defaults,_netdev    0 0
fc- サブストリングと _netdev サブストリングを持つエントリーは、mount_fcoe_disks_from_fstab 関数が FCoE ディスクマウントエントリリーを識別できるようにします。/etc/fstab のエントリーの詳細は、man 5 fstab を参照してください。

注記

fcoe サービスは FCoE ディスク検出のタイムアウトを実装しません。そのため、FCoE マウントコードでは独自のタイムアウト期間を実装する必要があります。