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8.2.1.
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8.2. NFS クライアントの設定
mount
コマンドの使用でクライアント側に NFS 共有をマウントします。その形式は次のようになります。
# mount -t nfs -o options server:/remote/export /local/directory
このコマンドは以下のような変数を使用します。
- options
- マウントオプションのカンマ区切りの一覧です。有効な NFS マウントオプションの詳細は、「一般的な NFS マウントオプション」 を参照してください。
- サーバー
- マウント予定のファイルシステムをエクスポートするサーバーのホスト名、IP アドレス、または完全修飾型ドメイン名
- /remote/export
- サーバーからエクスポートされるファイルシステム/ディレクトリー、つまり、マウントするディレクトリー
- /local/directory
- /remote/export をマウントする必要のあるクライアントの場所
Red Hat Enterprise Linux 7 で使用される NFS プロトコルのバージョンは、
mount
オプション nfsvers
、またはvers
で識別できます。デフォルトでは、mount
は、mount -t nfs
の形で NFSv4 を使用します。サーバーが NFSv4 をサポートしない場合は、サーバーでサポートされているバージョンにクライアントが自動的に格下げをします。nfsvers
/vers
オプションを使用して、サーバーでサポートされない特定のバージョンを渡すと、マウントは失敗します。また、ファイルシステムタイプ nfs4 も、レガシー用に使用可能です。これは、mount -t nfs -o nfsvers=4 host:/remote/export /local/directory
の実行と同じ意味を持ちます。
詳細は、
man mount
を参照してください。
NFS 共有が手動でマウントされると、その共有は次のブートでは自動的にマウントされません。Red Hat Enterprise Linux はブート時にリモートファイルシステムを自動的にマウントするために以下の 2 つの方法を提供します。
/etc/fstab
ファイルと autofs
サービスです。詳細は、「/etc/fstab
を使用した NFS ファイルシステムのマウント」 と 「autofs
」 を参照してください。
8.2.1. /etc/fstab
を使用した NFS ファイルシステムのマウント
別のマシンから NFS 共有をマウントする代替方法に、
/etc/fstab
ファイルに行を追加する方法があります。その行には、NFS サーバーのホスト名、エクスポートされるサーバーディレクトリー、および NFS 共有がマウントされるローカルマシンディレクトリーを記述する必要があります。/etc/fstab
ファイルを修正するには root 権限が必要です。
例8.1 構文の例
/etc/fstab
内に入れる行の一般的な構文は以下のようになります。
server:/usr/local/pub /pub nfs defaults 0 0
マウントポイントである
/pub
はこのコマンドを実行する前にクライアントマシン上に存在しなければなりません。クライアントシステムの /etc/fstab
にこの行を追加した後は、コマンド mount /pub
を使用すると、マウントポイント /pub
がサーバーからマウントされます。
NFS エクスポートをマウントするための有効な
/etc/fstab
エントリーには、以下の情報が含まれている必要があります。
server:/remote/export /local/directory nfs options 0 0
変数である、server、/remote/export、/local/directory、および options は手動で NFS 共有をマウントする際に使用するものと同じです。詳細は、「NFS クライアントの設定」 を参照してください。
注記
マウントポイント /local/directory は、
/etc/fstab
が読み込まれる前にクライアント上に存在しなければなりません。そうでないと、マウントは失敗します。
/etc/fstab
を編集した後に、システムが新しい設定を登録するように、マウントユニットを再生成します。
#
systemctl daemon-reload
関連情報
/etc/fstab
の詳細情報については、man fstab
を参照してください。
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