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9.4. キャッシュの間引き制限 (Cache Cull) の設定
cachefilesd デーモンは、共有ファイルシステムからのリモートデータをキャッシングすることで機能し、ディスク上の領域を解放します。ただし、これにより使用可能な空き領域をすべて消費してしまう可能性があり、ディスクに root パーティションも格納している場合には問題となる可能性があります。これを制御するために、cachefilesd は古いオブジェクト (最近のアクセスが少ないオブジェクト) をキャッシュから破棄することにより空き領域の一定量を維持します。
キャッシュの間引きは、基礎となるファイルシステムで利用可能なブロックとファイルのパーセンテージに基づいて実行されます。6 つの制限が
/etc/cachefilesd.conf の設定で管理されます。
- brun N% (ブロックのパーセンテージ), frun N% (ファイルのパーセンテージ)
- キャッシュの空き領域と利用可能なファイルの数がこれらの制限を上回る場合、間引き動作がオフになります。
- bcull N% (ブロックのパーセンテージ), fcull N% (ファイルのパーセンテージ)
- キャッシュの空き領域と利用可能なファイルの数がこれらの制限のいずれかを下回る場合、間引き動作が開始されます。
- bstop N% (ブロックのパーセンテージ), fstop N% (ファイルのパーセンテージ)
- キャッシュの空き領域と利用可能なファイルの数がこれらの制限のいずれかを下回る場合、間引き動作によってこれらのレベルが再び制限を超えるまで、ディスク領域またはファイルの割り当ては行なわれません。
各設定の
N のデフォルト値は以下の通りです。
brun/frun- 10%bcull/fcull- 7%bstop/fstop- 3%
これらの設定を行う場合に、以下が正しく適用されていることを確認してください。
0 <=
bstop < bcull < brun < 100
0 <=
fstop < fcull < frun < 100
空き領域と利用可能なファイルのパーセンテージがそれぞれ表示されますが、
df プログラムで表示されるような 100 % から差し引いたパーセンテージとしては表示されません。
重要
間引き動作は、bxxx と fxxx のペアに同時に依存します。これらを別個に処理することはできません。

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