16.2.4. Bean プールの編集
管理コンソールを使用して Bean プールを編集することが可能です。
手順16.5 管理コンソールを使用した Bean プールの編集
- 管理コンソールへログインします。「管理コンソールへログイン」 を参照してください。
- 右上の Profile をクリックし、左側の Profile パネルの Container 項目を展開して、EJB 3 を選択します。次に、メインパネルから Bean Pools タブを選択します。
図16.4 EJB3 Bean プールパネル
- 一覧より編集する Bean プールを選択します。
- Edit ボタンをクリックします。Details 領域のフィールドが編集可能になります。
- 変更したい詳細を編集します。Max Pool Size と Timeout の値と、Timeout の単位のみが変更可能です。
- 変更を保存するには Save ボタンをクリックします。変更を破棄するには Cancel リンクをクリックします。Ok ボタンをクリックすると、Details エリアが編集不可能になり、Bean プールが新しい詳細に更新されます。Cancel リンクをクリックすると、 Details エリアが編集不可能になり、何も変更されません。
手順16.6 CLI を使用した Bean プールの編集
- CLI ツールを起動し、サーバーに接続します。「管理 CLI を使用した管理対象サーバーインスタンスへの接続」を参照してください。
- Bean プールの各属性を変更するために、次の構文で
write-attribute
操作を使用します。/subsystem=ejb3/strict-max-bean-instance-pool=BEANPOOLNAME:write-attribute(name="ATTRIBUTE", value="VALUE")
- BEANPOOLNAME を Bean プールの必要な名前に置き換えます。
- ATTRIBUTE を、編集する属性の名前に置き換えます。このように編集できる属性は、
max-pool-size
、timeout
、およびtimeout-unit
です。 - VALUE を属性の必要な値に置き換えます。
read-resource
操作を使用して Bean プールの変更を確認します。/subsystem=ejb3/strict-max-bean-instance-pool=BEANPOOLNAME:read-resource
例16.4 CLI を使用した Bean プールのタイムアウト値の設定
[standalone@localhost:9999 /] /subsystem=ejb3/strict-max-bean-instance-pool=HSBeanPool:write-attribute(name="timeout", value="1500") {"outcome" => "success"} [standalone@localhost:9999 /]