11.4.5. 周期ログハンドラープロパティー

表11.9 周期ログハンドラープロパティー

プロパティー タイプ 詳細
append boolean
true に設定された場合は、このハンドラーが記述したすべてのメッセージがファイル (すでに存在する場合) に追加されます。false に設定された場合は、アプリケーションサーバーが起動されるたびに、新しいファイルが作成されます。append に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
autoflush boolean
true に設定された場合は、受信直後にハンドラーにより割り当てられたファイルに送信されます。append に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
encoding string
出力に使用する文字エンコーディングスキーム
formatter string
このログハンドラーが使用するログフォーマッター
level string
ログハンドラーが記録するログメッセージの最大レベル
name string
こログハンドラーの一意の ID
file object
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、relative-topath の 2 つの設定プロパティーが含まれます。
relative-to string
これは、ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログファイルが書き込まれるディレクトリーです。ここでは、ファイルパス変数を指定できます。jboss.server.log.dir 変数はサーバーの log/ ディレクトリーを参照します。
path string
これは、ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログメッセージが書き込まれるファイルの名前です。これは、完全パスを決定するために、relative-to プロパティーの値に追加される相対パス名です。
suffix string
これは、ローテーションされたログのファイル名に追加され、ローテーションの周期を決定するために使用される文字列です。この接尾辞の形式では、ドット (.) の後に、java.text.SimpleDateFormat クラスで解析できる日付文字列が指定されます。ログは接尾辞で定義された最小時間単位に基づいてローテーションされます。たとえば、接尾辞が .yyyy-MM-dd の場合は、毎日ログがローテーションされます。