3.5. 管理 CLI コマンド履歴

3.5.1. 管理 CLI コマンド履歴の利用

管理 CLI にはコマンドの履歴機能があり、これはアプリケーションサーバーのインストール時にデフォルトで有効になっています。この履歴はアクティブな CLI セッションの揮発性メモリーでレコードとして保持されるか、ユーザーのホームディレクトリーに .jboss-cli-history として自動的に保存されるログファイルに追加されます。この履歴ファイルはデフォルトで、CLI コマンドを最大 500 件記録できるよう設定されます。
history コマンド自体は、現在のセッションの履歴を返しますが、引数を追加すると、セッションメモリーの履歴を無効化、有効化、または消去できます。管理 CLI では、キーボードの矢印キーを使用してコマンドや操作の履歴を前後に移動できます。