11.4.6. サイズログハンドラープロパティー

表11.10 サイズログハンドラープロパティー

プロパティー タイプ 詳細
append boolean
true に設定された場合、このハンドラーが書き込んだすべてのメッセージがファイル (すでに存在する場合) に追加されます。false に設定された場合、アプリケーション・サーバーが起動されるたびに、新しいファイルが作成されます。append に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
autoflush boolean
true に設定された場合は、受信直後にハンドラーにより割り当てられたファイルに送信されます。append に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
encoding 文字列
出力に使用する文字エンコーディングスキーム。
formatter 文字列
このログハンドラーが使用するログフォーマッター。
level 文字列
ログハンドラーが記録するログメッセージの最大レベル。
name 文字列
このログハンドラーの一意の ID。
file オブジェクト
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、relative-topath の 2 つの設定プロパティーが含まれます。
relative-to 文字列
これは、ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログファイルが書き込まれるディレクトリーです。ここでは、ファイルパス変数を指定できます。jboss.server.log.dir 変数はサーバーの log/ ディレクトリーを示します。
path 文字列
これは、ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログメッセージが書き込まれるファイルの名前です。これは、完全パスを決定するために、relative-to プロパティーの値に追加されます。
rotate-size 整数
ログ・ファイルがローテーションされる前に到達できる最大サイズ。数字に追加された単一文字はサイズ単位を示します。バイトの場合は b、キロバイトの場合は k、メガバイトの場合は m、ギガバイトの場合は g になります。たとえば、50 メガバイトの場合は、50m になります。
max-backup-index 整数
保持されるローテーションログの最大数。この数字に達すると、最も古いログが再利用されます。