11.4.4. ファイルログハンドラープロパティー

表11.8 ファイルログハンドラープロパティー

プロパティー タイプ 詳細
level 文字列
ログハンドラーが記録するログメッセージの最大レベル。
encoding 文字列
出力に使用する文字エンコーディングスキーム。
formatter 文字列
このログハンドラーが使用するログフォーマッター。
append ブール値
true に設定された場合、このハンドラーが書き込んだすべてのメッセージがファイル (すでに存在する場合) に追加されます。false に設定された場合、アプリケーション・サーバーが起動されるたびに、新しいファイルが作成されます。append に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
autoflush ブール値
true に設定された場合は、受信直後にハンドラーにより割り当てられたファイルに送信されます。autoflush に対する変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
name 文字列
このログハンドラーの一意の ID
file オブジェクト
このログハンドラーの出力が書き込まれるファイルを表すオブジェクト。このオブジェクトには、relative-topath の 2 つの設定プロパティーが含まれます。
relative-to 文字列
これは、ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログファイルが書き込まれるディレクトリーです。ここでは、JBoss Enterprise Application Platform 6 ファイルパス変数を指定できます。jboss.server.log.dir 変数はサーバーの log/ ディレクトリーを示します。
path 文字列
これは、ファイルオブジェクトのプロパティーであり、ログメッセージが書き込まれるファイルの名前です。これは、完全パスを決定するために、relative-to プロパティーの値に追加されます。