13.2.7. デフォルトの Welcome Web アプリケーションの置き換え

JBoss Enterprise Application Platform 6 には、8080 番ポートでサーバーの URL を開くと表示される Welcome アプリケーションが含まれています。次の手順でこのアプリケーションを独自の Web アプリケーションに置き換えることができます。

手順13.3 タスク

  1. Welcome アプリケーションを無効にします。

    管理 CLI スクリプト EAP_HOME/bin/jboss-cli.sh を使用して次のコマンドを実行します。異なる管理ドメインのプロファイルを変更する必要があったり、スタンドアローンサーバーの場合はコマンドの /profile=default の部分を削除する必要がある場合があります。
    /profile=default/subsystem=web/virtual-server=default-host:write-attribute(name=enable-welcome-root,value=false)
  2. ルートコンテキストを使用するよう Web アプリケーションを設定します。

    Web アプリケーションを設定してルートコンテキストを (/) を URL アドレスとして使用するには、META-INF/ または WEB-INF/ ディレクトリにある jboss-web.xml を変更します。<context-root>ディレクティブを次のようなディレクティブに置き換えます。
    <jboss-web>
        <context-root>/</context-root>
    </jboss-web>		
    		
    
    
  3. アプリケーションをデプロイします。

    サーバーグループか最初に変更したサーバーにアプリケーションをデプロイします。アプリケーションは http://SERVER_URL:PORT/ で使用できるようになります。