2.10.4. 設定スナップショットのロード

スナップショットは、現在のサーバーインスタンスのポイントインタイムコピーです。これらのコピーは、管理者が保存およびロードできます。スナップショットのロードのプロセスは、「サーバーを以前の設定で起動」で使用された方法に似ており、スナップショットを作成、リスト、および削除するために使用される管理 CLI インターフェースではなくコマンドラインから実行します。
次の例では standalone.xmlインスタンスを使用しますが、同じプロセスは domain.xml モデルと host.xml モデルに適用されます。
タスク

  1. ロードするスナップショットを識別します。この例では、スナップショットディレクトリーから以下のファイルが呼び出されます。スナップショットファイルのデフォルトのパスは以下のとおりです。
    EAP_HOME/standalone/configuration/standalone_xml_history/snapshot/20110812-191301472standalone.xml
    スナップショットは相対パスにより表されます。たとえば、上記の例は次のように記述できます。
    jboss.server.config.dir/standalone_xml_history/snapshot/20110812-191301472standalone.xml
  2. ファイル名を渡して、選択したスナップショットインスタンスでサーバーを起動します。
    EAP_HOME/bin/standalone.sh --server-config=standalone_xml_history/snapshot/20110913-164449522standalone.xml
結果

サーバーは、選択したスナップショットプロファイルで再起動されます。