16.6.2. EJB3 タイマーサービスの設定

JBoss の管理者は JBoss Enterprise Application Platform 6 の管理コンソールに EJB3 タイマーサービスを設定できます。設定可能な機能は、スケジュールされた Bean 呼び出しに使用されるスレッドプールと、タイマーサービスデータが保存されるディレクトリです。

手順16.19 EJB3 タイマーサービスの設定

  1. ログイン

    管理コンソールへログインします。
  2. Timer Service タブを開く

    右上の Profile をクリックし、左側の Profile パネルの Container 項目を展開して、EJB 3 を選択します。メインパネルから Services タブを選択した後、Timer Service タブを選択します。
    EJB3 Services パネルの Timer Service タブ

    図16.11 EJB3 Services パネルの Timer Service タブ

  3. 編集モードの入力

    Edit ボタンをクリックします。フィールドが編集可能になります。
  4. 必要な変更を追加します。

    追加のスレッドプールが設定されている場合はタイマーサービスに使用される別の EJB3 スレッドプールを選択し、タイマーサービスデータの保存に使用されるディレクトリを変更することができます。タイマーサービスデータディレクトリの設定は、データが保存されるディレクトリである Path と、Path が含まれるディレクトリである Relative To の 2 つの値で構成されます。デフォルトでは Relative To はファイルシステムの Path 変数に設定されています。
  5. 保存またはキャンセル

    Save ボタンをクリックして変更を維持するか、 Cancel リンクをクリックして変更を破棄します。